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JBL(ジェービーエル)といえば、アメリカ合衆国のカリフォルニア州ノースリッジに本拠地を置く音響機器製造会社です。
JBLの社名の由来は、創業者のジェームズ・バロー・ライシングからきています。
映画館の音響を語るうえで外せないのがJBLの存在です。
JBLは歴史的にも映画館と一緒に発展したと言っても過言ではありません。
映画館での世界的シェアは70%以上であり、1983年にルーカスフィルム社が提唱したTHXシステムにいち早く認定されたのもJBLです。
一方、特殊な機能が必要な国際的なモニュメントの建物やウィーンやシドジーのオペラハウス、オスカーのコダックシアター、NYのヤンキー・スタジアム、シアトルのセーフコフィールドにもJBLが採用されています。
また、高級車メルセデスのマイバッハからトヨタのプリウスまでカーステレオとしても装着されているのです。
私たちの映画文化を豊かにしてくれているJBLの映画音響をを改めて確認してみましょう!
5674
500~1200席の大規模な劇場用に設計された超大型スピーカーです。
高さは約3m、4個のコーン型低域ドライバーを独自のダイアモンド・クアッド・アレイ構成で配置しています。
圧倒的な出力パワーを発揮しながらも、歪みによる干渉を最低限に制御し、安定感を支える冷却システムを持ちます。
また、中域から音の方向を制御できる仕組みになっています。
数々の有名なシアターで稼働していますよ。
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コンパクトなキャビネットから高音質を実現する3000シリーズの機種です。
250席までの小規模劇場用に設計されたスピーカーシステムです。
低域ドライバーは15インチ(38cm)のコーン型ウーファーを搭載しています。
高域ドライバーには1.75インチ(44mm)のチタン製ダイアフラムを使用し、自然な音質が特徴です。
滑らかで均一な指向特性のフラットフロント・バイラジアル・ホーン搭載により、高域ドライバーの保護機能を装備しており、安定感を高めています。
8340A
JBL PROFESSIONALのサラウンド・システムのシリーズです。
このスピーカーシステムのおかげで、観客は音に包み込まれるような臨場感を体感できるのです。
迫力のある音圧と幅広いレンジで映画への没入を演出しています。
劇場内の天井壁際に等間隔で設置されているので気軽に見ることができるTHX認定シアター用のスピーカーになります。
8.6kgと軽量で、取り付けやすく、形状が同じタイプの兄弟分に8320、8350があります。
10インチ(254mm)の低域ドライバー、ISO2969イコライザーを搭載しており迫力のあるサウンドに最適です。
映画館使用の受注生産ですが、ピュアオーディオとしてもポテンシャルがあり中古市場でも人気があります。
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https://marketing.hibino.co.jp/jblpro/595.html
音響システムに注目すると、映画館がもっと楽しくなる!!
映画館と言うと、よく映像にフォーカスされがちですが、音響設備は映画の質を左右する重要な要素です。
映画館に行ったときさりげなくスピーカーをチェックしてみてはいかがでしょうか。
お気に入りの映画は2回、3回足を運ぶという方は、違う映画館で観賞すると音響システムの違いを感じることができておもしろいかもしれませんね。
オーディオランドでは、映画館や劇場、ライブハウスなど、プロ使用の音響システムの査定も実績があり、常時承っております。
音響システムの入れ替えや、移転、閉業に伴う大量お見積もりも無料で対応いたします。
これまでコツコツ積み上げてきた業界ネットワークと知識をフル活用して高額査定いたしますので、お気軽にご連絡ください!
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■ScreenArray Systems | |
最良の音質を求める映画館と映画製作スタジオのために設計されたスクリーンスピーカー。
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■200 Series | |
シアター内の全ての座席へ豊かな音質を届ける2-Wayスクリーンスピーカー。
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■Subwoofers | |
大地を揺るがす力強い重低音。観客を迫真の臨場感で包み込むサブウーファー。
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■Surround Systems | |
手に汗握る迫力、映像とのリアルな一体感を実現。世界で選ばれている業界標準サラウンド・システム。
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