寿司に天ぷら、すき焼きにしゃぶしゃぶ。外国人が食べたがる日本食メニューは、だいたい相場が決まっている。だが、いち日本人としてはぜひ『釜飯』を食べてほしい!
鶏五目釜飯にカニ釜飯、ホタテ釜飯など、季節によって異なる海のものや山のものを一度に食べられる釜飯こそ、真の「日本の魅力を一度に味わえる料理」ではないだろうか?
そこで今回は宅配釜飯チェーンの「釜寅」さんにご協力いただき、外国人に釜飯の魅力を体験してもらうことにした。
■こだわりの釜飯
釜寅では釜飯用に独自の米を使用し、注文を受けてから釜飯をひとつひとつ丁寧に炊く。
また、炊飯用のコンロも業者と釜飯用に火加減を時間により自動で弱火にしたり強火で炊きあげられるものを共同開発するなど、本格的なお店に勝るとも劣らないこだわりを見せている。
さらに宅配時間を蒸らしに使うことにより、届いたときに一番美味しい状態に仕上がっているのだそうだ。これなら絶対に外国人にも、きっと美味しいと言ってもらえるはず!
■超新塾のアイクさんが試食!
――ということで、今回はお笑いグループ「超新塾」に所属する、日本大好きアメリカ人のアイクさんの家に突撃し、試食を依頼。
彼も寿司やしゃぶしゃぶは食べたことがあるが釜飯はいままで食べたことがないという、“典型的日本好き外国人”の一人である。
釜飯ってなんですか? あーライスの料理? 僕のお母さんのジャンバラヤが世界一ウマいライスに決まってるんですよ!
と、日本は大好きだが料理はアメリカンなものが一番だというアイクさん。彼に日本の釜飯を認めてもらえるよう注文したのは、季節限定の『カキ釜飯』と『イカ明太釜飯』である。
まずは『カキ釜飯』を実食! 米を炊き上げてから生の牡蠣を入れることでプリプリに仕上げられた牡蠣と、甘味のある牡蠣味噌のハーモニーはバツグン! 果たしてアイクさんの評価は!?
オイスターがめっちゃプリプリですね! シーフードの美味しさが最高ですよ! ムチャクチャうまい!
――まずは高評価をゲット! アメリカでもオイスターバーはたくさんあり、生牡蠣や牡蠣のスープは大好物のアメリカ人も多いとのことで、なじみ深い味だったのだろうか?
だが、お次はイカ明太釜飯と、アメリカでは絶対に無いであろう組み合わせ。明太子って英語でなんて言うんですか? と聞いても「知らない!」と言われるぐらい、めったに無い食べ物だという。
おおっ、明太子がスパイシーですね! でもバターソースがマイルドにしてくれているので、辛い物苦手な人でもイケるんじゃないですか? 僕はけっこう好きです!
――と、結局のところ高評価であった(笑)こちらもバターライスをよく食べるアメリカ人としては、違和感なく受け入れられたそうだ。記者も一口いただいたが、どこか洋風な感じもする美味しい創作釜飯であった。
そして釜寅の釜飯をいただいた後の楽しみが、残りの釜飯とわさびや海苔、ねぎなどの薬味を茶碗に入れ、だしをかけた『だし茶漬け』である。これがアイクさんにすこぶる評判が良かった!
なんですかこれ!? めっちゃうまいですね! と絶賛。だしに対する理解がまだまだ低いアメリカ人には未体験ゾーンの美味しさだったそうだが、これだけ食べるために注文したいぐらい美味しかったそうだ。
彼の試食は動画でも撮影してあるので、興味のある人は見てみてよう。 今回アイクさんが絶賛した『カキ釜飯』と『イカ明太釜飯』は、2016年3月15日まで釜寅で発売中! 若い人はデリバリーだとピザなどを頼む場合が多いかもしれないが、釜飯もぜひ一度チャレンジしてほしいぞ!
参考リンク:釜寅
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