歌手で女優の薬師丸ひろ子(52)が28日、都内でNHK総合の正月ドラマ「富士ファミリー2017」(1月3日、後9・00)の完成会見に出席。自身が劇中で披露しているエンディング曲で松任谷由実の「A HAPPY NEW YEAR」をサプライズで熱唱した。
会見の最後に、写真撮影を終えた後だった。関係者が「ちょっと待って下さい。ここで皆さんにサプライズがあります」と、帰ろうとしていた報道陣に呼びかけた。すると薬師丸がマイクを持って登場。「今日はお忙しい中、会見に来ていただいてありがとうございます。皆さんにもいい年を迎えていただけるように。このドラマの挿入歌であるこの歌を、アカペラで歌います」と、いきなりアカペラで熱唱した。
同曲は、ドラマの脚本を担当した木皿泉氏が、薬師丸に「ぜひ歌ってほしい」とオファーし、エンディング曲として歌唱が実現した。写真撮影の準備で一度引き揚げた際、薬師丸が自らプロデューサーに歌唱を申し出て実現した。
予定外のサプライズとあって、関係者も一度片付けたマイクを再び準備。薬師丸は見事な歌声を披露し、「皆さんにたくさんの福がありますように」とあいさつ。会場からは一斉に拍手が沸き起こった。
ドラマは富士山の麓にある小さなコンビニ「富士ファミリー」が舞台に、美人三姉妹とそれを取り巻く家族の物語。正月に家族で楽しめるドラマとして、放送される。
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