2016年11月19日土曜日

【Excel】”仕事ができる人”には常識!? 配布資料にエラーを表示させないスマートテク


GetNavi web TIPS班

このコーナーでは、エクセルのいまさら聞けない基本的な機能や、達人が使っている超速ワザなど、オフィスワークに役立つ情報を紹介します。

数式が正しいのにエラーが表示された場合、どうしていますか。配布資料の場合、エラーが表示されたままでほかの人に見せたくない、ということも多いでしょう。IFERROR(イフ エラー)関数を使えば、計算結果がエラーになる場合に「-」といった文字を表示させることができます。

IFERROR関数でエラーを「-」に置き換える

下の例では、対前年比を出すためにC列の「今年の販売数」をB列の「前年の販売数」で割り算しています。すると、表のなかで取り扱いのなかったことを示す「―」を入力したセルを含む数式でエラーが表示されてしまいました。

ここでは、IFERROR関数を使って、割り算の結果がエラーになる場合に「-」を表示するよう設定します。

↑ 紳士服で今年の販売数のセルC3が数値でないため、セルD3にエラー「#VALUE!」が表示されます( D3:=C3/B3)

エラーを「-」に置き換えるには、IFERROR関数で「エラーの場合の値」に「“-”」を指定します。「””」は、文字列を表示する場合に指定します。

↑ IFERROR関数でエラーが「-」に置き換わっています(D3:=IFERROR(C3/B3,”-”))

エラーの替わりに「-」が表示されました。割り算「C3/B3」の計算結果がエラーでない場合は、「C3/B3」の計算結果を表示し、エラーの場合は「-」を表示します。

エラーを表示させないワザ、いかがですか。ファイルを渡したり印刷したりしてもエラーとは気づかれません。使ってみましょう。


0 コメント:

コメントを投稿