2021年10月21日木曜日

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 Git管理による属人化解消や容易なSlack連携、メルカリグループが選んだBIツール

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サービスごとのデータの独立、データ基盤の運用コスト増大など、データマネジメントに多くの課題を抱えていたメルカリグループ。そこで採用されたのが、Gitによる管理やSlackとの連携など高度な機能を備えた、BIツールだ。

コンテンツ情報
公開日2021/08/19フォーマットPDF種類

事例

ページ数・視聴時間4ページファイルサイズ182KB
要約
 大手フリマアプリを運営するメルカリと、そのグループ会社でスマホ決済サービスを提供するメルペイ。両社が属するメルカリグループでは、開発とアナリストの中間にデータマネジメントチームを設け、社内のガバナンスを担っている。しかし、サービスごとに独立したデータの整備や、管理ルールの統一などタスクは多く、実行は容易ではなかった。

 また同グループでは、BIツールを全社導入していたが、クエリの書き方や質の属人化、ダッシュボードの重複作成など課題が頻発し、データ基盤の運用コストやメンテナンスコストが増大していた。そこで新たに採用されたのが、KPIの定義や集計クエリをGitで管理でき、演算をGoogle CloudのBigQueryに任せ高速処理も実現できるBIツールだった。

 このBIツールは、グループ内共通の“データを見る場所”と広く認識され、コミュニケーションツールとして定着。また、データソース整備やインサイト発見の改善に加え、Slackとの連携によるエンジニア作業の効率化など、多くの効果を生んでいるという。同グループのデータドリブンビジネスに求められるガバナンスを支える同ツールの実力を、詳しく見ていこう。

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