2022年4月27日水曜日

ロシア国内で起きている...トンデモないこと

 

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北野幸伯<ルネサンス編集部>メルマガ Direct-seikei-info@renaissance-sk.jp directresponsemanager.com 経由

2022/04/22 16:39 (5 日前)
To 自分



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こんにちは、
ダイレクト出版政経部門の栗原です。

「北野氏は西側メディアに汚染されたのでは?」
「日本に来てから変わりましたね...」



と、最近、
国際関係アナリスト:北野幸伯氏のもとに、
このような声が寄せられるそうです。

今回のメルマガでは、
このような「批判に対する答え」と、
プーチンを支持できない理由について
お話しいただきました。

早速、お楽しみください。

=====

★北野は西側に汚染された?
From:北野幸伯

ダイレクト出版・ルネサンスメルマガ読者の皆さま、
こんにちは!北野幸伯です。

最近私は、時々批判されることがあります。

「北野さんは、日本に来てから変わりましたね。
西側メディアに汚染されたのではないですか?」
など。

私を批判する人たちはおそらく、
「世界では、グローバリスト対
ナショナリストの戦いがつづいている」

「プーチンは、グローバリストと戦う
ナショナリストの英雄だ」
という説を信じている人だと思われます。

プーチンは、ナショナリストで、
グローバリストと戦っているのは事実でしょう。

ですが、習近平も「中国の夢」を目指す、
中国ナショナリストで、
グローバリストと戦っています。

私は、習近平が「ナショナリストだから」
という理由だけで、

「尖閣は中国固有の領土で核心的利益」
と主張する男を支持できるでしょうか?

ウイグル人100万人強制収容し、
ウイグル女性に不妊手術を強制し、
事実上の民族絶滅政策、
ジェノサイドをしている男を支持できるでしょうか?

もちろんできません。

同じように、プーチンがグローバリストと戦う
ナショナリストだというだけで、
主権国家ウクライナに侵攻した事実を
容認できるでしょうか?

しかもロシアは最近、
「北海道はロシア領だ」
などといいはじめています。

「プーチンはグローバリスト戦う
ナショナリスト」だから、
「北海道の領有権を主張しても
支持しなければいけない」
のでしょうか?

この発言をしたのは、
ミロノフ下院副議長です。
「公正ロシア」という政党のトップでもある。

親プーチンのミロノフが
北海道の領有権を主張したのも、
「プーチンを貶めるためのグローバリストの陰謀」
なのでしょうか?

というわけで、
「プーチンがグローバリストと戦う
ナショナリスト」だからといって、

「彼が何をしても支持するべき」
というのは馬鹿げてます。

安倍元総理には、中国の
「反日統一共同戦線戦略を無力化させた」
という、大きな功績があります。

一方で、消費税を二回引き上げ、
日本経済復活のチャンスを潰した
負の側面もあります。

やはり私たちは、
誰かを妄信するのではなく、

いいことは「いい」といい、
悪いことは「悪い」ということが大事でしょう。


▼プーチンを支持することは不可能

もう一つ、私がプーチンを
支持できない理由があります。

ウクライナで起こっていることとは別に、
ロシア国内でトンデモないことが
起こっているのです。

たとえば、イラストレーターの
アレクサンドラ・スコッチレンコさんが
最近逮捕されました。

彼女は何をしたのでしょうか?

スーパーの値札の部分に、
以下のような紙をはりつけたのです。

「暴力は、決して解決策ではない」
「平和 = 真実」
「愛は、戦争よりも強い」
「落胆するな!平和な時代は、またくる」
「人の命は、もっとも大切な価値」

確かに、これは
「法律違反」といえると思います。

だから、同じことを日本でしたら、
おそらく何らかの罰を受けることになるでしょう。

彼女は、どの程度の罰を
受けることになるのでしょうか?
「禁固5年から10年になるだろう」とのことです。

容疑は、「ロシア軍に関するフェイク情報を流した罪」

上にあげた短文を読んで、
どこが「ロシア軍に関するフェイク情報」なのか、
わかる人はいるでしょうか?

私にはわかりませんし、
誰にもわかりません。

そして、彼女のお姉さんが
ロシアの非友好国フランスに住んでいること、
彼女にはウクライナ人の友人がいることも
「問題視されている」とのことです。

こういう馬鹿らしく、しかし笑えない事件が、
毎日数えきれないほど起きているのが今のロシアです。

私は、完全な全体主義国家を作り上げたプーチンを
支持できるでしょうか?
もちろんできません。

私は、「西側に汚染された」のでしょうか?


*****

本日のメルマガはいかがでしたか?

執筆の励みになりますので、
ご意見・ご感想・リクエストがあれば
ぜひこちらより教えてください。

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*****

<メルマガ著者紹介>

国際関係アナリスト
北野 幸伯




「卒業生の半分は外交官、半分はKGBに」
と言われたエリート大学:
ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学を
日本人として初めて卒業。

その後、カルムイキヤ共和国の
大統領顧問に就任。

大国を動かす支配者層の目線から
世界の大局を読むことで、数々の予測を的中。

自身のメルマガは、ロシアに進出する
ほとんどの日系大手企業、金融機関、政府機関の
エリート層から支持されている。


北野 幸伯先生について、もっと知りたい方は、
こちらの紹介ビデオをご覧ください。

パワーゲーム・活動のビジョン
https://youtu.be/Us60-HunT9c


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~先人の叡智を未来に繋げる~
Renaissance(ルネサンス)刊行にあたって 

Renaissance(ルネサンス)とは、
14世紀にイタリアで始まった
「文化の再生・復興」運動を指します。

当時、疫病の大流行や飢饉。
百年戦争などの戦乱で人口は激減。

社会全体が危機的な状況に置かれる中、
人々は生と死について深く考え、
いかに生きるべきかを強く
意識するようになったといいます。

そこで彼らが手本にしたのが、
ギリシアとローマの優れた
古典文化でした。

その運動は大きなうねり
となってヨーロッパ全土に広がり、
より優れた中心的価値観の誕生とともに、
新しい時代を切り開いていったのです。

これというのは、年代や場所、
起きている事象は違えど、まさに
今の日本と重なる状況ではないでしょうか。

長引くデフレ、迷走する政治、
少子高齢化、深刻ないじめ問題、
過労死、過疎化、企業の不正や
無差別殺人など…

高度経済成長以降、
明確な中心的価値観を
見失った日本は、いつしか
暗いムードに覆われ、
長い停滞から抜け出せずにいます。

もはやこれまでの延長線上で、
同じような価値観・行動を
繰り返していては修復できない状態です。

そんな中、令和という
新たな時代を迎えた日本を、
再び明るく輝かせたい。

次の世代を生きる人たちが、
誇りを持って生きられる
日本を遺したい。

そのような想いを込めて、
新たな情報誌を発行する
運びとなりました。

「Renaissance」では、
感情や主観に偏ることなく、
世界各国の歴史や政治、
経済についてのデータや成功事例など。

明確な事実をベースに、
先人の叡智に学ぶことのできる紙面を、
Webと連動しつつお届けしていきます。

新たな試みではございますが、
多くの日本人に届いていきますよう、
何卒、末長く応援していただけますと幸いです。


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運営:ダイレクト出版株式会社
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