武蔵村山市の気になるスポットを紹介している地域情報ライターのむさむらんどです。
お祝い事や特別な日に通いたいお店が、市内三ツ藤の閑静な住宅街にあります。店構えがまるで高級感あふれる料亭のようです。こちらは「かつ亭 籠る(こもる)」という変わった名前のお店ですが、地元の方々も口をそろえて本当は隠しておきたいという名店です。
入り口のメニューを見ると、とんかつなどのかつ料理や厚切りの牛たんがメインのようでテンションがあがります!
庶民代表の私などは緊張してしまいますが、さっそく暖簾をくぐってみます。
するとこれは素敵!砂利と飛び石の小道がありました。ここを歩いてお店にたどり着くまでの時間が、どんなお店なのだろうと期待をふくらませてくれます。
店内はご覧の通り、日本家屋を改築した落ち着いた雰囲気。席数もゆったりしていて気兼ねなく食事を楽しめそうですね。
お店のご主人・籠原さんによると(店名の由来はご主人のお名前と、心の籠る料理を提供したいという意味があるそうです)、こちらはもともとご実家とのことで、改築して創作和食のお店として営業していましたが、4年ほど前にかつ専門のお店にリニューアルしたそうです。
お店のいちばん人気メニュー金華豚厚切りロースかつ膳(2,780円)をいただきます。こちらは有名なブランド豚である山形県平田牧場金華豚の厚切りロース(150g)を贅沢に使った逸品です。
どおですか!美しい御膳ですね。金華豚の厚切りロースはうっすらピンク色で火の通った絶妙な状態をいただきます。
間近で見ると本当に厚切り!ここはやっぱりオススメの食べ方、添えてあるわさびと醬油でいただきます。
肉質はきめ細やかでとてもやわらかいです!そしてジューシーで肉の甘みも感じられます。実にレベルの高い美味しいとんかつです。ソースをダボダボかけて食べるいつものとんかつも好きですが、良い肉の旨味を堪能できるこの食べ方もイイですね。
焼野菜サラダや三種の小鉢なども隅々までこだわりが感じられて手抜きなし。充実した御膳で大満足です!
そして、もうひとつの名物である厚切り牛たん(単品二枚六切れ1,780円)もいただきます。仙台から独自のルートで仕入れている上物で、この牛たん目当てのお客さんも多いそうです。
見た目がすでに反則的に美味しそうですよね!厚さはなんと12ミリ!弾力があるけどやわらかいこの感触!噛むと肉汁があふれ出してきて幸せな気分ですね。この厚さの牛たんは初めて食べるかもしれません。
落ち着いたお部屋でゆっくりお料理を堪能できて英気を養うことができました!ほかにも、平田牧場三元豚を使ったヒレかつ膳や甲州富士桜ポークを使ったミルフィーユチーズかつ膳など、美味しそうで気になるメニューがありますが、それは次回のお楽しみということにしておきます。仕事がんばったご褒美にまた来ます!
隠れ家的なお店ですが、訪れた人はみんな誰かに言いたくて仕方ないので実はけっこう知られています(笑)。満席のときもあるので、予約してから行くのが良いかもしれませんね。
かつ亭 籠る
住所:武蔵村山市三ツ藤1-67-8
電話:042-569-6341
営業時間:11:30〜14:30(L.O.13:45)
17:00〜21:00(L.O.19:30)
定休日:月曜日、火曜日(祝日は営業、翌営業日が代休)
駐車場:有(8台)
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