2024年1月31日水曜日

LINN“あらゆるスピーカーを鳴らす”旗艦モノラルパワーアンプ。1,540万円 

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1564856.html

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1564856.html

LINN JAPANは、新しいフラッグシップモノラルパワーアンプ「KLIMAX SOLO 800」(AB級)を2月より発売開始する。価格は1,540万円(ペア)。カラーはブラックとシルバー。

オーディオシステムを構築する際のスピーカーとアンプの“組み合わせの試行錯誤”を回避すべく、パワーアンプ性能としての「一貫性」と「精度」を追求。独自技術による極めて低い歪み測定値と優れたSN比、驚くほどの能率の高さを実現しており、“あらゆる条件下であらゆるスピーカーを最適に駆動する”としている。

ブラック
シルバー

KLIMAX SOLO 800では、個々の素子/トランジスタのばらつき、使用中の温度変化、コンポーネントの経年変化などによって、理想から変動してしまうバイアス電流の問題を回避するための適応制御技術「Adaptive Bias Control」を搭載。

同技術は、リアルタイムかつ動的に、トランジスタへ供給される電流値の測定・抽出・デジタル化を実行し、このデータからFPGA内で最適値を算出して、デジタルコントロールで個々のトランジスター毎にバイアスを精密制御するもの。これにより、温度や再生音量レベル、ソースマテリアルの変動、経年変化などによらず、製品全体が常に理想的な動作状態を保つことができるという。

サイドの大型ヒートシンク
天面

トランジスタは8ペア(計16個)をパラレルに使用することで、純粋かつ極めてリニアなシグナルをスピーカーから再生。強力なアンプ回路により、全帯域にわたって安定しており8Ω時で400W、4Ω時で800W、2Ω時で1.2kWもの大出力を可能にした。

パワーサプライ部には、同社が長年採用するスイッチモード電源技術の蓄積に、共振タンク回路によってスイッチがONとなる前にスイッチ両端の電圧を確実にゼロにするという「ソフトスイッチング」技術を組み合わせた、新しいUtopik電源を搭載。アンプが要求する急激な負荷変動に対しても安定かつ一貫した電力供給と、極めて低いノイズレベルを実現している。

入力はRCA、XLRが各1系統で、パススルー端子もそれぞれ用意。2個のスピーカー出力端子はフルテック「FT-816」を採用。外形寸法/重量は、350×412×268mm(幅×奥行き×高さ)/27kg。

100列のバックライトLEDアレイでステータスを伝える正面の円形パネル「ラウンデル」
背面

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