2025年3月28日金曜日

【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?

2025年3月28日(金)11時00分 ニューズウィーク日本版ウェブ編集部 【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?レアアース(希土類元素)

希土類元素(レアアース)とは、スカンジウム(Sc)とイットリウム(Y)の2元素と、ランタン(La)からルテチウム(Lu)までの15元素の計17元素の総称。

これらは磁気的・電気化学的特性から、人工知能やグリーンエネルギーなど新たな技術への寄与が期待されており、埋蔵量が豊富で高度な処理技術を持つ国々では財政的・政治的・軍事的に大きな影響力を持つが── Q. 世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ? ①アメリカ
②中国
③ベトナム
④ロシア

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答えは

②中国

中国国旗

SW1994-Pixabay

世界で最もレアアースの埋蔵量が多いのは中国で、埋蔵量は推定4400万トンにのぼる。

オックスフォード・エネルギー研究所(Oxford Institute for Energy Studies)によると、中国は生産量でも世界をリード。レアアースのサプライチェーンを支配しており、世界の供給量の70%を生産、鉱石処理でも90%を担っている。

中国に次いで埋蔵量が多いのは、ブラジル(2100万トン)、インド(690万トン)、ロシア(380万トン)、ベトナム(350万トン)。

アメリカには約190万トンが埋蔵されており、トランプ大統領が「取得」を目指すグリーンランドには推定150万トンのレアアースがあるとみられている。

参照:Map Shows World's 10 Largest Rare Earth Element Reserves

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