2021年05月19日 20:22 ITmedia NEWS
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写真 類似する2枚の写真の間を機械学習で補う |
米Googleは5月18日(現地時間)、オンラインイベント「Google I/O 2021」の基調講演で、2枚の人物写真などから機械学習で短いアニメーションを自動生成する新機能「Cinematic moments」をGoogle フォトに追加すると発表した。
写真を撮るとき、多くの人が大切な瞬間を逃さぬよう、同じ場面で複数枚の写真を撮影することにGoogleは着目。この機能では、同じ場面で撮られた2枚の写真の間を機械学習で補い、フレームを作ることで滑らかな動画を作成できるという。
AndroidやiOS端末で撮影した写真の他、フォトアルバムからスキャンした写真などにも対応。ただし、ユーザーが任意の2枚を指定できるわけではなく、Google フォト側が自動的に写真を認識し作成する。作成した動画は最近のハイライトとして表示する。
2019年に同社が発表した、1枚の写真から映画のようなワンシーンを自動生成する「Cinematic photos」と合わせ、撮影した瞬間を最先端のエフェクトと機械学習で生き生きと再現するとしている。
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