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「AWS、Azure、GCPのそれぞれの違いはあるの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
昨今、IT業界の大きな流れとして、オンプレミスからクラウドへ移行が進んでいます。
オンプレミスとは、自社で所有・運用するサーバーのことです。一方のクラウドは、ネット回線を介したサーバーやストレージなどを指し、既に多くの企業やサービスで導入されています。
弊社も例外ではなく、一部のシステムでクラウドを利用しています。
そこで改めて、クラウドサービスについて以下の点をまとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
3大クラウドサービス(AWS・Azure・GCP)比較表
AWS | Azure | GCP | |
---|---|---|---|
運営元 | Amazon | Microsoft | |
料金体系 | 従量課金制 | 従量課金制 | 従量課金制 |
リージョン (日本国内) | 東京・大阪 | ・東日本(東京・埼玉) ・西日本(大阪) | 東京・大阪 |
ストレージ | ・Amazon S3 ・Amazon S3 Glacier ・Amazon EFS など | ・Azure Storage(BLOB) ・Azure Archive Storage ・Azure Files など | ・Google Cloud Storage ・Google Cloud Storage(Coldline) ・Cloud Filestore など |
データベース | ・Amazon RDS ・Amazon SimpleDB など | ・Azure Database for MySQL ・Azure Table Storage など | ・Cloud SQL ・Cloud Datastore など |
セキュリティ | 多数の第三者認証あり | 多数の第三者認証あり | 多数の第三者認証あり |
特徴 | ・クラウドの中でトップシェア ・継続的に値下げあり ・日本語サポートあり ・中小・ベンチャー企業で利用が多い | ・AWSに次いでシェアが多い ・WindowsやOfficeとの親和性が良い ・オンプレミス環境との連携がしやすい ・大企業で使われる傾向にある | ・Googleのサービスと連携が可能 ・AI・機械学習に強み ・ビッグデータの解析が得意 ・日本語の情報が少ない |
3大クラウドサービス(AWS・Azure・GCP)を比較してみました。それぞれの詳しい内容は、次の章で1つずつ見ていきましょう。
AWS(Amazon Web Services)の概要
AWS | |
---|---|
運営元 | Amazon |
料金体系 | 従量課金制 |
リージョン (日本国内) | 東京・大阪 |
ストレージ | ・Amazon S3 ・Amazon S3 Glacier ・Amazon EFS など |
データベース | ・Amazon RDS ・Amazon SimpleDB など |
セキュリティ | 多数の第三者認証あり |
特徴 | ・クラウドの中でトップシェア ・継続的に値下げあり ・日本語サポートあり ・中小・ベンチャー企業で利用が多い |
AWS(Amazon Web Services)は、クラウドの中でもトップシェアを誇るサービスです。
仮想サーバーやデータベース、インフラやドメインなど200以上のサービスがあり、システム運用やアプリ開発に必要な機能はすべて揃っていると言っても過言ではありません。それらの機能の中から必要なものだけを組み合わせて利用できます。
また、AWSのほとんどのサービスでは日本語のサポートがあり、導入にあたっては相談窓口もあるので安心です。
Azure(Microsoft Azure)の概要
Azure | |
---|---|
運営元 | Microsoft |
料金体系 | 従量課金制 |
リージョン (日本国内) | ・東日本(東京・埼玉) ・西日本(大阪) |
ストレージ | ・Azure Storage(BLOB) ・Azure Archive Storage ・Azure Files など |
データベース | ・Azure Database for MySQL ・Azure Table Storage など |
セキュリティ | 多数の第三者認証あり |
特徴 | ・AWSの次にシェアが多い ・WindowsやOfficeとの親和性が良い ・オンプレミスとの連携がしやすい ・大企業で使われる傾向にある |
Azure(Microsoft Azure)は、AWSに次いでシェアが多いクラウドサービスです。
100を超えるサービスを提供しており、WindowsやLinuxの仮想マシンを、CPUやメモリと組み合わせて使うことも可能です。
ネットワーク・ストレージなどのインフラから、セキュリティ・ID認証なども提供されています。
WindowsやOfficeとの相性が良く、オンプレミスのシステムをクラウド上へ移行しやすくなっているのもAzureの特徴です。
Azureは比較的大企業で導入されることが多いです。
GCP(Google Cloud Platform)の概要
GCP | |
---|---|
運営元 | |
料金体系 | 従量課金制 |
リージョン (日本国内) | 東京・大阪 |
ストレージ | ・Google Cloud Storage ・Google Cloud Storage(Coldline) ・Cloud Filestore など |
データベース | ・Cloud SQL ・Cloud Datastore など |
セキュリティ | 多数の第三者認証あり |
特徴 | ・Googleのサービスと連携が可能 ・AI・機械学習に強み ・ビッグデータの解析が得意 ・日本語の情報が少ない |
GCP(Google Cloud Platform)は、YouTubeやGmailにも使われているインフラがベースとなっているサービスです。
ソフトウェア開発や実行基盤など、IaaSやPaaSを中心に提供しています。
データ分析や機械学習に強みがあり、画像分析やテキスト翻訳、音声からテキストへ変換するAPIなどのサービスもあります。
AWSと比べると、日本語の情報が少ない点がGCPのデメリットです。
クラウドサービス(AWS・Azure・GCP)のメリット・デメリット
ここからは、クラウドサービスを利用するメリット・デメリットをお伝えします。
ホスティングのレンタルサーバーと比べた場合の特徴を挙げていきますが、レンタルサーバーと共通する項目も一部あります。
クラウドサービス(AWS・Azure・GCP)のメリット
クラウドサービスのメリットは、主に以下の6つです。
- 初期セットアップが不要
- 初期費用0円
- リソース変更ができる
- 可用性の構成が組みやすい
- 最新の技術を使える
- root権限を利用可能
1. 初期セットアップが不要
物理サーバーやネットワークの準備など、初期セットアップが不要な点はレンタルサーバーと同様に、クラウドサービスにおいてもメリットです。
2. 初期費用0円
費用に関してはほとんどのクラウドサービスが従量課金制となっており、登録料などの初期コストがかかりません。この点は、契約時に初期費用のかかるレンタルサーバーとは異なります。
3. リソース変更ができる
クラウドサービスでは、CPUやメモリ容量などを利用する分だけ割り当てることが可能です。一時的に容量が多く必要になる場合や、反対に事業縮小を行う場合など、リソース変更を容易にできます。
4. 可用性の構成が組みやすい
可用性とはシステムエラーなどで停止させずに稼働し続けることを言います。たとえばAWSのストレージでは99.9%の可用性が保証されています。
5. 最新の技術を使える
クラウドサービスでは、ユーザーが自分でバージョンアップする必要もなく、最新の技術を使える点もメリットです。新しい技術や高度なセキュリティ対策が採用されています。
6. root権限を利用可能
root権限とは、サーバーの管理権限です。メールアカウントの発行やアクセス制限を行えます。
クラウドサービス(AWS・Azure・GCP)のデメリット
クラウドサービスの利用には、デメリットも3つあります。
- オンプレミスよりコストがかかる場合がある
- 自由度が高すぎる故に設定が難しい
- セキュリティが自己管理
クラウドは従量課金制のサービスが多いため、一概にオンプレミスより安いとは言えません。使う容量によっては、定額制のサーバーの方がコストを抑えられる場合もあります。
また、大規模運用・高度な冗長化が必要なシステムであればクラウドは便利ですが、要件定義やセキュリティ対策が必要です。
メリット・デメリットをふまえると、クラウドは必要な機能を自分で選びたい人や開発を行う人、Webサービスを提供する企業などに向いています。
Webサイト・ブログ運営にはレンタルサーバーがおすすめ
ここまでの内容をふまえると、中・小規模のWebサイトやブログを運営するなら、クラウドサービスよりもレンタルサーバーの方がおすすめです。
レンタルサーバーはクラウドサービスと比べて、以下のメリットがあります。
- メンテナンスやセキュリティはサーバー会社側で対応
- スペックの費用対効果が高い
- コントロールパネルがあり、操作・運用が簡単
- 情報が多い
レンタルサーバーの管理は基本的にホスティング会社が行います。そのため、メンテナンスやセキュリティ対策を任せられるのが大きなメリットです。
高機能のサーバーを月額数百円で使えるところも多く、費用対効果も高いです。また、初心者でも操作しやすいように、管理画面が整っています。
多くのWebサイト(特にWordPress)はレンタルサーバーで開設されているので、操作方法や困ったときの対処法などの情報も多く得られます。
上記のメリットにより、開発目的ではなくWebサイト運営のためのサーバーなら、レンタルサーバーで充分と言えます。
なお、弊社が提供するコアサーバーのV2プラン(CORE-X)なら、高速化に対応したサーバーを月額399円から利用可能です。ぜひお試しください。
レンタルサーバーの種類や特徴については「レンタルサーバーとは?初心者のWordPressブログ開設におすすめの種類や仕組みも説明」で、さらに詳しく解説しています。
まとめ
AWS・Azure・GCPなどのクラウドサービスは、開発からシステム運用までに必要な機能が揃っている点がメリットです。状況に合わせてリソースを変更できる自由度があるため、大規模開発やWebサービスの提供を行う企業などに向いています。
一方で、個人で扱うには管理やメンテナンスが難しいとも言えます。Webサイトやブログ開設の用途であれば、クラウドよりもレンタルサーバーの方が使いやすくおすすめです。
弊社のコアサーバーであれば、高機能のサーバーが月額399円から利用できます。30日間の無料体験期間もあるので、まずはお気軽に試してみてください。
Comparison of the three major clouds of AWS, Azure, and GCP! A brief explanation of the differences, strengths, and prices. Comparison of the three major clouds of AWS, Azure, and GCP! A brief explanation of the differences, strengths, and prices.
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"Are there any differences between AWS, Azure, and GCP?"
Do you have such a question?
Recently, as a major trend in the IT industry, the transition from on-premises to the cloud is progressing.
On-premises is a server that you own and operate . On the other hand, the cloud refers to servers and storage via the Internet , and has already been introduced by many companies and services.
We are no exception, and some systems use the cloud.
Therefore, I tried to summarize the following points about cloud services again.
- AWS, Azure, GCP comparison table
- AWS features
- Features of Azure
- Features of GCP
- Advantages and disadvantages of cloud services
- Benefits of hosting rental server
Please refer to it.
3 major cloud services (AWS / Azure / GCP) comparison table
AWS | Azure | GCP | |
---|---|---|---|
Operator | Amazon | Microsoft | |
Fee structure | Pay-as-you-go | Pay-as-you-go | Pay-as-you-go |
Region (in Japan) | Tokyo / Osaka | ・ Eastern Japan (Tokyo / Saitama) / Western Japan (Osaka) | Tokyo / Osaka |
storage | ・ Amazon S3 ・ Amazon S3 Glacier ・ Amazon EFS etc. | ・ Azure Storage (BLOB) ・ Azure Archive Storage ・ Azure Files, etc. | ・ Google Cloud Storage ・ Google Cloud Storage (Coldline) ・ Cloud Filestore, etc. |
Database | ・ Amazon RDS ・ Amazon SimpleDB, etc. | ・ Azure Database for MySQL ・ Azure Table Storage, etc. | ・ Cloud SQL ・ Cloud Datastore, etc. |
Security | There are many third party certifications | There are many third party certifications | There are many third party certifications |
feature | ・ Top share in the cloud ・ Continuous price cuts ・ Japanese language support ・ Small and medium-sized ・ Mostly used by venture companies | ・ It has the second largest market share after AWS ・ It has a good affinity with Windows and Office ・ It is easy to link with on-premises environment ・ It tends to be used by large companies | ・ Can be linked with Google services ・ Strong in AI ・ Machine learning ・ Good at big data analysis ・ Small amount of information in Japanese |
I compared the three major cloud services (AWS, Azure, GCP). Let's look at each in detail one by one in the next chapter.
Overview of AWS (Amazon Web Services)
AWS | |
---|---|
Operator | Amazon |
Fee structure | Pay-as-you-go |
Region (in Japan) | Tokyo / Osaka |
storage | ・ Amazon S3 ・ Amazon S3 Glacier ・ Amazon EFS etc. |
Database | ・ Amazon RDS ・ Amazon SimpleDB, etc. |
Security | There are many third party certifications |
feature | ・ Top share in the cloud ・ Continuous price cuts ・ Japanese language support ・ Small and medium-sized ・ Mostly used by venture companies |
AWS (Amazon Web Services) is a service that boasts the top share in the cloud .
It is no exaggeration to say that there are more than 200 services such as virtual servers, databases, infrastructure and domains, and all the functions required for system operation and application development are available. You can use only the necessary functions in combination.
In addition, most AWS services have Japanese language support, and there is also a consultation desk for introduction, so you can rest assured.
Overview of Azure (Microsoft Azure)
Azure | |
---|---|
Operator | Microsoft |
Fee structure | Pay-as-you-go |
Region (in Japan) | ・ Eastern Japan (Tokyo / Saitama) / Western Japan (Osaka) |
storage | ・ Azure Storage (BLOB) ・ Azure Archive Storage ・ Azure Files, etc. |
Database | ・ Azure Database for MySQL ・ Azure Table Storage, etc. |
Security | There are many third party certifications |
feature | ・ It has the second largest market share after AWS ・ It has a good affinity with Windows and Office ・ It is easy to cooperate with on-premises ・ It tends to be used by large companies |
Azure (Microsoft Azure) is a cloud service with the second largest market share after AWS.
With over 100 services, Windows and Linux virtual machines can be used in combination with CPU and memory .
Security and ID authentication are also provided from infrastructure such as network storage.
Another feature of Azure is that it is compatible with Windows and Office, making it easy to move on-premises systems to the cloud .
Azure is often deployed by relatively large companies.
Overview of GCP (Google Cloud Platform)
GCP | |
---|---|
Operator | |
Fee structure | Pay-as-you-go |
Region (in Japan) | Tokyo / Osaka |
storage | ・ Google Cloud Storage ・ Google Cloud Storage (Coldline) ・ Cloud Filestore, etc. |
Database | ・ Cloud SQL ・ Cloud Datastore, etc. |
Security | There are many third party certifications |
feature | ・ Can be linked with Google services ・ Strong in AI ・ Machine learning ・ Good at big data analysis ・ Small amount of information in Japanese |
GCP (Google Cloud Platform) is a service based on the infrastructure that is also used for YouTube and Gmail.
We mainly provide IaaS and PaaS such as software development and execution platform.
Strengths in data analysis and machine learning there is, image analysis and text translation, such as the API to convert speech to text there is also a service of.
Compared to AWS, the disadvantage of GCP is that there is less information in Japanese.
Advantages and disadvantages of cloud services (AWS, Azure, GCP)
From here, I will tell you the advantages and disadvantages of using cloud services .
I will list the features when compared with the hosting rental server, but there are some items in common with the rental server.
Benefits of cloud services (AWS / Azure / GCP)
There are six main advantages of cloud services:
- No initial setup required
- Initial cost 0 yen
- You can change resources
- Easy to configure availability
- Use the latest technology
- Root privilege available
1. No initial setup required
As with rental servers, cloud services have the advantage of not requiring initial setup, such as preparing physical servers and networks .
2. Initial cost 0 yen
Most cloud services are pay-as-you-go, so there are no initial costs such as registration fees . This is different from rental servers, which have an initial cost at the time of contract.
3. Resources can be changed
With cloud services, it is possible to allocate as much as the CPU and memory capacity are used . You can easily change resources when you need a lot of capacity temporarily or when you want to reduce the business.
4. Easy to configure availability
Availability means to continue operating without stopping due to a system error or the like . For example, AWS storage is guaranteed 99.9% availability.
5. Use the latest technology
Another advantage of cloud services is that users do not have to upgrade themselves and can use the latest technology. New technology and advanced security measures are adopted .
6. Root privileges available
Root authority is the administrative authority of the server . You can issue email accounts and restrict access.
Disadvantages of cloud services (AWS / Azure / GCP)
There are three disadvantages to using cloud services.
- May cost more than on-premises
- Difficult to set because the degree of freedom is too high
- Security is self-managed
The cloud is often a pay-as-you-go service, so it's not generally cheaper than on-premises. Depending on the capacity you use, a flat-rate server may be more cost effective .
In addition, the cloud is convenient for systems that require large-scale operation and high redundancy, but requirements definition and security measures are required .
Based on the advantages and disadvantages, the cloud is suitable for people who want to select the necessary functions by themselves, those who develop, and companies that provide Web services .
Rental server is recommended for website / blog management
Based on the contents so far, if you run a small or medium-sized website or blog, we recommend a rental server rather than a cloud service .
The rental server has the following advantages over the cloud service.
- Maintenance and security are handled by the server company
- Cost-effectiveness of specs
- There is a control panel, so it is easy to operate and operate.
- Lots of information
The hosting company basically manages the rental server. Therefore, it is a big merit that you can entrust maintenance and security measures.
There are many places where you can use a high-performance server for a few hundred yen a month, and it is highly cost-effective. In addition, the management screen is set up so that even beginners can easily operate it.
Many websites (especially WordPress) are set up on rental servers, so you can get a lot of information such as how to operate and what to do in case of trouble.
Due to the above merits, if it is a server for website operation rather than development purpose, it can be said that a rental server is sufficient .
In addition, with the V2 plan (CORE-X) of the core server provided by our company, you can use a server that supports high speed from 399 yen per month . Please try.
The types and features of rental servers are explained in more detail in " What is a rental server? We also explain the types and mechanisms recommended for opening a WordPress blog for beginners ."
summary
Cloud services such as AWS, Azure, and GCP have the advantage of having all the necessary functions from development to system operation. It is suitable for companies that provide large-scale development and Web services because it has the freedom to change resources according to the situation.
On the other hand, it can be said that it is difficult to manage and maintain for personal handling. For websites and blogs, rental servers are easier to use and recommended than clouds .
With our core server , you can use a high-performance server from 399 yen per month. There is also a 30-day free trial period, so feel free to give it a try.
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