2021年12月10日金曜日

労働時間が短いドイツが、日本よりも労働生産性が高いのはなぜですか?

https://jp.quora.com/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%8C%E7%9F%AD%E3%81%84%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%8C-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%82%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%80%A7%E3%81%8C%E9%AB%98

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労働時間が短いドイツが、日本よりも労働生産性が高いのはなぜですか?に対するMatsuoka Daichiさんの回答に大方同意します。

少し実例を提供します。

ドイツでは、日曜・祝日は、小売店舗は原則、閉店します(飲食店は別)。近年では、空港や大都市の中央駅では24時間営業、その周辺の店舗、観光地の土産物屋など営業などの例外も増えましたが、少ないです。もちろん、24時間営業のコンビニエンスストアはありません。あえていうと、ガソリンスタンドは24時間営業も多く、簡単な食品や雑貨くらいは買えますが、コンビニほどの品揃えはありません、

ドイツ人にとっては、買い物も仕事、つまり、日曜・祝日以外の「労働日」(Werkstag。ドイツ語では「平日」のことをこう呼びます)にする営みなのです。日本のように、誰かが休日に買い物をするための、誰かが休日に働くのが当然という発想はないのだと思います。

別の例ですが、洗濯機や冷蔵庫が壊れたとしましょう。それが日曜・祝日なら次の営業日まで待たないと店舗は対応してくれません。最近では、メーカーによっては、日曜祝日でも、故障などの相談受付はしてくれる場合はあります。しかし、日本だったら、受付から24時間以内の修理担当者から連絡があり、早ければ即日で、修理に来てくれると思いますが、ドイツの場合はそんなに簡単には行きません。私の経験でも、洗濯機が壊れてから、修理担当者が来るま

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三川屋幾朗
 さん他より3件のコメント

以下、スペース/ビジネス・フロントラインのトピックス(Kenn Ejimaさんのビジネス・フロントラインでのこの法律が日本を「生産性が低すぎる国」にした | 国内経済のシェア)にコメントした内容です。

このコメントでの私の推論は、『日本の中小企業(特に小企業・零細企業)は会社をわざと儲けさせないがドイツは違う』というのが実は誰も言わない大きな要因のひとつではないかというものです。


製造業の労働生産性が日本より格段に高いドイツですが、よく聞くのはドイツはミッテルスタンドと呼ばれる中小・中堅企業が強くて経済を引っ張っていると。そこで少し調べてみる[1]

日本とは中小企業の定義が違うものの、大企業と中小企業の雇用者数の比率は同じくらいのようです。

でも、圧倒的に違う(と考えられる)のは零細企業や小企業の付加価値が高い、そして伸びていることです!

これでピンときました。以下ワタシ論です。日本の中小企業(特に小企業、零細企業)の6割は法人税を納めていません。会社を儲けさせるよりも、個人所得にしたほうが控除があるし、会社の経費で沢山落としたほうが節税になるからです。
想像ですが、ドイツは比較的所得税が高く、法人税は先進国では低め(たしか15%くらい)で、おそらく会社を儲けさせたほうがいいという仕組みになっているはずです。でないと、零細企業の付加価値がこんなに高くて伸びているのは日本では考えられない。どうも日本のオモテに出てくる生産性が低いのは、実は小企業・零細企業がわざと会社を儲けさせないようにしていることにも大きな要因があるのではないでしょうか。ただ、それだけでもなくて、ドイツの中小企業の輸出率は20%近いのに対して日本の中小企業の輸出率は数%。いずれにしても中小企業が着目すべきポイントというのは間違いがなさそうな気がします。

脚注

Ishimizu Tomohisa
さんから1件のコメント

ドイツの生産性が高いシンプルな1つの理由とは?日本との違いは?

より抜粋します。

『OECD(経済協力開発機構)によれば、ドイツの2015年時点での労働生産性は65.5ドルとなっており、42.1ドルの日本を55%ほど上回る結果となりました。

このような高い生産性を達成しているのは、労働時間の短さが大きいのではないかと言われています。

同じく2015年時点でのOECDによる年間平均労働時間を見ると、ドイツは1371時間であるのに対し、日本は1719時間と、大きな差があります。

ドイツでは、1日10時間を超える労働は法律によって禁止されており、それを超えていることが発覚した場合は、長時間労働を行わせていた課の管理職にポケットマネーから罰金を払わせる、という想像を絶する徹底ぶりです。』

以上 転載終わり

労働生産性とは労働1時間当たりの付加価値ですので、同じ売上を上げるのに労働時間が短ければ短いほど、労働生産性は高くなります。

つまりドイツの労働生産性が高いのはドイツ人の労働時間が短いからということになります。

ではなぜ労働時間が短いのに同じ成果をあげられるのか?

1.過剰サービスがない

2.残業の厳格な制限や日曜・祝祭日の労働禁止などの労働規制がある

3.商品・サービスを提供する側と提供を受ける側が対等である

4.ダラダラと仕事をすることが許されない

5.日本人からすれば不便な生活をドイツ国民が受け入れている

など

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石塚 正浩さんのプロフィール写真

日本の生産性の低さの最大要因は24時間営業や年中無休の存在です。比較的田舎の方でも普通に店開いてるし日曜・祝日でも宅配サービスは配達してくれます。ドイツは夜になればほとんどの店が閉まり日曜なんて営業してる店やサービス探す方が大変なくらいです。

生産性を犠牲に便利さを追求してるのが日本、不便を我慢して生産性を上げているのがドイツというところですかね。

追記

https://www.jpc-net.jp/jamp/data/JAMP03.pdf

こちらの資料も追加します。ドイツは時間あたりの労働生産性は60ドルです。日本も製造業までであればそこまで酷くはありません。酷いのは卸小売・サービス・建設・運輸・飲食であることがわかると思います。

三川屋幾朗
さんから1件のコメント

ドイツといえばアウトバーンで、輸送能力は日本より上ですね。

女性の社会進出も進み、国のトップがメルケルお姉さんだったして、男性視点だけでなく、女性視点でも経営に改善策が導入されているのでしょう。

育児手当も早かったと思います

効率性を追求するための背景にある国家が、日本と違うのかもしれないと分析します。

三川屋幾朗
 さん他より3件のコメント

労働生産性は突き詰めれば単位時間あたりにおける生産量です。

労働時間が長い方が労働生産性は低くなります。

1万円の付加価値を出すのに1時間かかるのと8時間かかるのでは、後者の方が生産性は低い。

日本ではサービスとか忖度とか見た目を良くするなどという利益を産まない作業に時間が割かれているケースがあります。

でも、そういった物はなかなか外せないのですよ。外して売れなくなるのが怖い。

三川屋幾朗
 さん他より3件のコメント

業務時間中は仕事に集中して取り組む。

効率を上げる仕事の体制が整っている(無駄な会議等をしない)。

以上の理由かと思います。

また、残業代がとても高いので、残業させると経営者は痛い出費になりますから、最新のオフィス機器や職場環境を整えて効率アップを図っています。

日本は残業代ゼロにすることで「頑張って短時間で集中するより、楽にダラダラやらないと、こんなたくさんの仕事なんてやってられない」というマインドに労働者がなっています。

経営者も労働者の双方に責任があります。もちろん経営者の責任がはるかに大きいのですが。

三川屋幾朗
さんから1件のコメント

言葉を素直に受け止めれば、同じ仕事の結果を出しているのであればそれにかける時間が短ければ短いほど「生産性」は高くなりますので、その記事のタイトルは何を言ってるのか正直判らないんですよね。

書くとすれば、労働時間が短いのになぜ仕事のアウトプットは日本と同等かそれ以上なのか、となりますが、無理矢理「労働生産性が高い」という文言を使ったが為に意味不明になっています。

記事の内容は確かにそうだよなーと思えるものですが、ちょっと残念ですね。

三川屋幾朗
 さん他より2件のコメント

ギリシャ・中東からの非正規季節労働者の労働力が政府の資料上にカウントされていないからだと聞いた事がありますが、どなたか、正確なことを教えてください。

三川屋幾朗
さんから1件のコメント

生産性というのは、

という比で定義されています。

そして、ほぼ確実に、分子の生産量は収穫逓減の法則にしたがいます

したがって、(それが良いことかどうかは別にして)、分母の労働時間が短いほうが比である生産性が高くなるのは当然です。

石塚 正浩さんのプロフィール写真

現実的にはドイツで働いたことが無いので正確な比較は出来ませんが…

大きな理由として2つあると思います。

1つは労働時間の長さです。

単純に作業のみの生産性及び生産効率であれば世界のどの国にも負けていないかと思いますが、実作業以外も含め仕事に関わる時間だと長い時間になり、それを労働時間で計算すると生産性が低くなるのではないかと思います。

2つ目は

そもそも生産性のみを上げようと思っていないと言うことです。

真剣に生産性のみを上げようとするなら雇用される人間の数が減る可能性があります。

日本の方向性として失業者は出したくないですから、最低賃金は上げても総人件費は上げない。平均所得が下がっても雇用人数は増やす。生産性を多少下げても雇用人数は減らさない。

全体がこんなスタンスなので労働生産性だけ比較すると結果ドイツより低いって結果になるのではないでしょうか。

三川屋幾朗
 さん他より3件のコメント

短時間でどれだけの結果を出せるかが生活に直結するからだと思います。

日本はいるだけでお金もらえるシステムが不思議です。

三川屋幾朗
さんから1件のコメント

多分ですが、労働生産性が高いから労働時間が短いで、原因と結果が逆です。それならごく普通の因果関係ですね。

Masahiro Ishii
 さん他より2件のコメント

私は、何も、難しく考える必要はないと思います。

要するに、“物価”も“税金”も“賃金”もすべてが高いからだと思います。おまけに、“為替”も高い

私は、ドイツのような考え方やスタンスに立つことが先進国になるための条件だと思います。日本とは、考え方が正反対なのです。

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経営者が無能か無知だから?

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とにかくひたすらほとんどの日本企業と商店は付加価値を見出せない状態だからでしょう。

良いものを安く売ることをやめ、便利すぎる世の中をやめ、不自由な中に付加価値をつけたものを、適正に高く売ることをすべきです。

フリーランサーもそうですが、安く売りすぎです。

三川屋幾朗
さんから1件のコメント
石塚 正浩さんのプロフィール写真

元記事に書いて有るとおり、必要最低限のことしかしないからだろうね。

上司の会議のために、資料作りを命じられた部下が、徹夜して参考にもされない資料を作ったり、堂々巡りの会議をしないからじゃないの?

三川屋幾朗
さんから1件のコメント

無駄な会議がなく、決定も早く、サービス残業もない?

効率がいいからではないでしょうか?と

憶測ですが。

三川屋幾朗
さんから1件のコメント

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