2022年2月22日火曜日

フレッツ光クロス10Gbpsをマンションに、導入した話!

https://www.google.co.jp/amp/s/takipone.com/fletscross/amp/

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ども、takiponeです。先日、自宅のインターネット接続回線がフレッツ光クロスになったので、顛末や実測した回線速度など雑多にご紹介します。最近光回線にすごく詳しい↓のブログが公開されたので、用語はこちらの記事をベースにします。

マンション光回線の配線方式のお話 - notokenの覚書
これは マンション光配線の方式別になぜ速度が出ないのか?を解説する資料 配線方式によって天地の差が出るマンションタイプの回線を、できる限り快適に利用したい人向けの情報 付随情報として、J:COMとかのCATVの話や、UCOM光とかBB4Uとかのマンション共有インターネットの話も載せておく 想定すべき前提知識 フレッツ光やauひかりの分岐数は方式に関わらず 1収容 あたり 最大で 32 回線 となる 光配線方式はGE-PONの仕様上、どの事業者でも最大分岐数は32分岐となる NUROの採用するG-PONは規格上の最大分岐数は64~254となっているが、実際の運用は資料がないのでわかりません NT…

Before After

自宅は東京都練馬区、既存回線はJCOM(CATV HFC形式)でした。auスマートバリューとの割引き目的でしたが、スマートフォンのデータ通信SIMをUQ Mobileに乗り換えたため割引きが受けられなくなっていたのと、上りが10Mbps弱で時々安定しないことがあり、フレッツ光への乗り換えを検討していました。たまたまフレッツ光クロスが開始することを聞き、オーバースペックなことはわかっていながら興味本意で申し込みました。

自宅は賃貸マンションで4階建て、2000年台前半築年です。大家さんへの確認は管理会社経由で電話で、マンション内に設備を置かない、壁に穴を開けないという条件で戸建て向け光回線引き込みのOKをもらえました。

フレッツ光クロスのプロバイダはぷらら、レンタルルーター経由のspeedtest.net CLIで下り2Gbps、上り3Gbpsほど出ています。プロバイダはサービス開始当初は3社のみから選ぶ感じで、過去に契約した経験があったのと料金が安めだったことからぷららを選択しました。「ぷらら光セット」という契約で、フレッツ光クロスの申し込み経由でぷららに申し込む形のため、ぷららのWebサイトには申し込みページが無いことは注意が必要かもしれません。

3ヶ月放置されました

申し込みはフレッツ光クロスの申込開始直後の2020年4月で、開通は9月でした。箇条書きにすると以下になります。

  1. 4/8 申し込み
  2. 5/14 最初の工事、出直し
  3. 8/17 問い合わせ
  4. 9/14 2回目の工事、開通

1. 4/8 申し込み

マンションはフレッツ光ネクストのLAN配線が既設で、MDF盤と各戸の配管にはCat.5eのLANケーブルが這わせてあるため余裕がありません。そのため、過去にNURO光の工事を断られた苦い経験があります。一方で、仕事部屋の換気レジスターから光ケーブルと「auひかり」とラベルの付いた光コンセントがにゅっと出ていて、前の住人が外の電線から光回線を引き込んでいたことがわかっていました。そこで「マンション内の配線ではなく、電線からの配線を希望」と記してフレッツ光クロスを申し込みました。

2. 5/14 最初の工事、出直し

最初の工事日程はフレッツ光ネクストなどと同様の感触でスムーズに決まり、工事日を迎えました。しかし、事前に戸外設備(電柱上)の工事手配は掛からなかったようで、「あー、これだと屋内配線は無理ですねー」、「外からの引き込みはKDDIさんと基準も違うので即答は難しいです。戸外設備の整備は持ち帰って検討させてください」とミライトさん(NTT東日本委託の工事業者)から口頭で説明を受け、工事が行われることなくその日は終了となりました。で、薄々予想していたのですが戸外工事の手配が一旦保留にされたようで、そのまま連絡無く夏を迎えました。

3. 8/17 NTT東日本への問い合わせ

8月に入ってぷららから、「月額料金発生したけど支払い手続きが済んでないコンビニで支払いよろしくね。」と請求書が郵送で届きました。光回線が未開通の状態でISPの料金だけ発生するのは不服だったため、ISP契約と工事状況の問い合わせとしてNTT東日本に問い合わせました(ぷららに問い合わせなかったのは、もしかしたらこれが工事が進む契機になるかなぁと期待したためです)。ぷららからは手続き上のミスということで支払いが取り消されたのと、晴れて開通したら連絡してね。という連絡で一旦待ちに。一方で、期待が的中したのか否か定かではありませんが、8/24の日中に自宅マンション近くの電線で、後述する2回目の工事とよく似た高所作業車によって工事が行われました。回線工事時の光ケーブルの延長線上の地点での工事でしたので、今回の光回線向けの工事と推測されます。

4. 9/14 2回目の工事、開通

程なくしてあらためて工事日程の調整連絡がNTT東日本からあり、9/14に二度目の工事、めでたく開通となりました。

自宅は2階で電線とほぼ同じ高さなので、電線からの光ケーブルの配線は雨水管に結束バンドでガイドするくらいの簡素なものです。換気レジスターから数センチほど光ケーブルが延びたところに光コンセントが設置されています。フレッツ光ネクストなのかフレッツ光クロスなのかの回線種別は、見た目からはわかりません。

費用

概算費用は以下のような感じです。まだ実際の請求は受けていないので、誤差があるかもしれません。

  • 初期費用
    • 契約料 880円
    • 工事費 19,800円 (平日工事でした。WFH助かる)
    • レンタルルーター設置工事費 1,650円
  • 月額費用
    • 利用料 6,930円
    • レンタルルーター 550円
    • クロススタート割引 -1,320円 (30ヶ月まで)
    • ぷらら 光セット(クロス) 1,320円
料金 | フレッツ 光クロス | フレッツ光公式 | NTT東日本
「フレッツ 光クロス」の料金についてご紹介します。ご利用の際の月額利用料と初期費用をご覧いただけます。NTT東日本の「フレッツ 光クロス」は、通信速度が最大概ね10ギガ(Gbps)のインターネット接続サービスです。

まとめ

フレッツ光クロスの申し込みから開通までの様子をご紹介しました。現時点では10Gbpsの光回線は多くの用途においてオーバースペックで、対応する機材もまだ普及価格帯よりも少し高い状況ですので、はっきり言って実用性はありません。応対される窓口や工事の方も「クロスは初めてですー」と言われることが多く慣れていない印象で、細かいトラブルは避けられないと思います。そんな体験に耐えられる酔狂な方には良いのかもしれません。というわけで普通に光回線が必要な方はフレッツ光ネクストを選択することをお勧めします。

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