2022年2月23日水曜日

『相棒』鑑識・米沢守、4年4ヶ月ぶり3度目の復活 こてまりに初来店 右京×亘の“最終章”に

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2022年02月23日 07:00  ORICON NEWS

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写真『相棒season20』より (C)テレビ朝日
『相棒season20』より (C)テレビ朝日
 俳優の水谷豊、反町隆史のコンビによるテレビ朝日系人気ドラマ『相棒 season20』(毎週水曜 後9:00~9:54)。2015年10月以来、7年にわたって関係性を築いてきた特命係の杉下右京(水谷豊)×冠城亘(反町隆史)。亘を演じる反町は今シーズンいっぱいで『相棒』から卒業することが決定しており、3月に亘は旅立ちの時を迎える。そんな2人の大団円に向けてカウントダウンがはじまる中、3月2日放送の第17話には名物キャラ・米沢守(六角精児)が4年4ヶ月ぶりに登場。右京と亘の最終章を見届けるように、特命係とタッグを組んで捜査に乗り出す。

【写真】“おなじみ”鑑識の服に身を包んだ米沢守(六角精児)

 米沢守は、シリーズ初期から『season14』までレギュラーメンバーとして登場していた、『相棒』の名物キャラ。警視庁鑑識課員だった米沢は、『season14』最終話(2016年3月16日放送)で警察学校の教官職へと異動。レギュラーを離れてからも、『season15』第13、14話(2017年1月1日、8日放送)、『season16』第5話(2017年11月15日放送)でゲスト出演を果たしており、今回は4年4ヶ月ぶり、3度目の復活となる。

 今回の『season20』第17話では、米沢が線路わきで男性の遺体を発見したところから物語がスタート。もともと右京のことを敬愛していた米沢は、すぐさま特命係に連絡。右京たちが捜査をはじめたところ、廃線寸前のローカル鉄道が事件に深くからんでいることが判明。米沢は右京とともに廃線問題で揺れる被害者の地元の町に行き、聞き込みにも尽力。これまで落語やギターなど多趣味の男として描かれてきた米沢が、今回の物語では鉄道好きとしての一面が大きくクローズアップされていく。そして米沢が、右京と亘の憩いの場“こてまり”に初来店。懐かしの“あのユニフォーム”に袖を通す、ファンにはたまらないシーンも登場する。

 『season20』という節目のシーズンにゲスト出演のオファーを受けた六角は、「久しぶりなので『うわ~うれしい』というより、『大丈夫か? 俺』という緊張を予感する気持ちの方が強かったですね」と心境を告白。ローカル鉄道が色濃くからんだストーリーが展開していくが、米沢同様、六角自身も鉄道ファンとして知られており、「おそらく僕のためにこの脚本を作ってくれたのだと、こんな形で迎えてくれるのだと、ちょっと感動してしまいました」とスタッフの愛情を実感したそう。「水谷さんと反町さんはそれぞれにとても優しく、そしてしっかりと僕を『相棒』の世界に引き入れてくれました」と感謝していた。

 きょう23日は第16話『ある晴れた日の殺人』を放送。出世競争に敗れた末、“追い出し部屋”に左遷された広告代理店社員が刺殺される事件が発生。特命係は社内事情を調べはじめるが、そんな2人の動きを、“謎の男”が監視していて。ラストに明かされる真実は、衝撃。思いもよらぬ大どんでん返しと人間ドラマが待ち受ける。

■六角精児コメント
 オファーをいただいたときは、久しぶりなので「うわ~うれしい」というより、「大丈夫か? 俺」という緊張を予感する気持ちの方が強かったですね。鉄道ファンである米沢が遭遇した事件をめぐる物語ですが、おそらく僕のためにこの脚本を作ってくれたのだと、こんな形で迎えてくれるのだと、ちょっと感動してしまいました。水谷さんと反町さんはそれぞれにとても優しく、そしてしっかりと僕を『相棒』の世界に引き入れてくれました。なので撮影期間はスタッフさん共々、とても楽しくスリリングな時間を過ごさせていただきました。久しぶりの米沢登場をみなさまに楽しんでいただけたら幸いです。

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