PBP(Processer Base Power)(TDP) 65WのCore i9がCPUクーラー付属で登場!
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古田雄介のアキバPick UP!
先週の新製品で目立っていたのは、Intelの第12世代Core iシリーズに属する新CPU「Core i9-12900」と「Core i9-12900F」だ。価格は順に7万円弱と6万7000円弱(税込み、以下同様)となる。
16コア24スレッドのCore i9-12900とCore i9-12900Fが店頭に
Core i9-12900は16コア24スレッドのCPUで、動作クロックは標準2.4GHz/ブースト最大5.1GHzとなる。PBP(Processer Base Power)は65Wで、内蔵グラフィックスはIntel UHD Graphics 770だ。Core i9-12900Fは内蔵グラフィックスが非搭載のタイプで、他の仕様は変わらない。ともにCPUクーラーがパッケージに付属する。
これまで第12世代のCore i9は、シリーズ最上位の「Core i9-12900K」(7万6000円前後)と、そのGPUなしの「Core i9-12900KF」(7万2000円前後)の2モデルのみだった。“末尾K”なしのモデルの登場を歓迎するショップは多い。
パソコンSHOPアークは「CPUパワーが欲しいけど、末尾Kの発熱(PBP 125W)はキツいという方に良い選択肢になりますね。Core i9-12900K/KFは内蔵GPUが不要ということでKFの人気が先行していますが、こちらはGPU内蔵タイプが引っ張っていくような予感がします」と話していた。
一方のAMD陣営はRyzen 5000/5000Gシリーズの値下がり傾向が見られる。最上位の「Ryzen 9 5950X」は複数のショップで10万5000円弱となり、「Ryzen 5 5600X」は4万円を切っている。TSUKUMO eX.は「さすがにIntelに対抗できる価格帯にしなければということだと思います。マザーボードとのトータルの価格でみれば勝負できる価格帯ではあるので、後はお客さんがどう評価してくれるかですね」という。
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