2022年4月20日水曜日

今から起業するとしたらどの様な分野で起業をしますか?

   


倒産した会社のホームページの特徴をまとめてみたら、これと逆であることがWEB集客のヒントになることが分かった。

松本 貴典さんのプロフィール写真

経営に詳しい方たちがいい回答を書いておられますので、私は少し違った観点から回答してみようと思います。

ご質問者の方は稼げる方がいいはずであると考えます。会社も潰したくはないはずです。その点を重視し、私は自分の専門分野や関連分野の知識から、どの業種が稼げるのかという点を、客観的指標を使ってアドバイスさせていただきたいと考えます。

なお、ここで展開する議論は、起業を考えておられる方、あるいは別の業種への転職を考えておられる方全般に適用できるアドバイスなので、ご参考になれば幸甚です。


さて、ご質問者が始めようとしておられるのはまずはスモールビジネスですから、私がアドバイスとして使う指標は、TKCグループが提供しているBAST速報版です(最新の速報値がつねに無料で公開されています)。

業種は206業種ありますので、どの業界がいいのかというアタリを付けるのには十分だと思います。起業コンサルタントや経営コンサルタントの方でも、この数値を上手に使っておられる方がいらっしゃいますから、プロの目から見ても十分に使えるデータであるのだと思います。

また、採録されている数値は黒字企業だけから算出したのデータですので、利益が出ている企業の実態を反映しています。

それぞれのデータを吟味すれば、その分野で黒字企業が多いのかなどは直ぐに分かりますし、儲けている会社はどの分野に多くどれくらい会社全体で稼げばいいのかとか、一人あたりの給料はどれくらいになるのか、などなどがこのBASTからはわかるので、重宝します(なお、以下の図表は2019年のものです)。

TKCグループ www.tkc.jp 1万名超の税理士集団 経営改善支援のTKCグループ


以下で展開する手法は指南としての一例です。ほかにもいくつも妙手が考えられますので、いろいろお試し下さい。

(1)儲かる業種を探す

では実践的には、BASTのどこを見るといいのかというと、まずは緑で囲った「限界利益率」です。限界利益はTKCの定義では「粗利」のことです。したがって、「限界利益率」とは「粗利率」のことです。

まず、この「限界利益率」があまり低い業種はお薦めしません。少なくとも、50~60%以上あることが望ましいでしょう。70%以上であれば、その産業分野はたいへん優秀であることが多いといえます(むろん例外はあるのですが)。逆にこれが低いと、いくら売り上げても利益は大きくないということなので、ご注意を。

最初はこの限界利益率で業種を絞っていくことを行うといいでしょう。

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(2)従業員1人あたり年間1000万円以上売上がある業種を選ぶ

この条件を満たせる会社は、長期にわたって好経営を維持できることが経験的に知られています。

具体的には、青で囲んだ部分の数値が1000万円(一月間で85万円/従業員1人)の売上が可能な業種を選びます。各種の年金や保険料とかを考えると、経営が軌道に乗るまでは、最初はあまり正社員を雇わないようしましょう。経営側の判断に立てば、現行法では正社員は贅沢品です

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(3)給料のいい業種をさらに絞り込む

つぎに「給料はいい方がいい」という原則にのっとってさらに絞り込みます。このBASTの数値を用いれば、従業員一人あたりの給料はどれくらいになるのかも、ここから計算できるので、バイトさんに十分な給料を払える業種がいいのはいうまでもありません。従業員に高給を払う企業で、倒産した企業はありません(それ以上に利益が出ているからです)

では、実際の計算方法です。赤枠で囲んだ二つの数値を使用します。1人当り限界利益は要するに会社の一員たる従業員が1人あたりでどれくらい粗利益を稼いだかを示しています。

さらに、労働分配率に注目します。これは上記の粗利益の何%が従業員に給料として支払われているかを示した数値です。

そして、この二つの数値を掛け合わせると、従業員がどれくらいの粗利益を給料として受け取っているのかが計算できます

図内にある「ごみ収集運搬業」を例にとると、

1人当り限界利益(821万8000円)×労働分配率(59.1%)= 485万6838円

となるので、従業員の給料は、ごみ収集運搬業界平均で486万円(年収ベース)ほどを受け取れることになります。

ちなみに、サラリーマンの転職先として人気の蕎麦うどん屋は、給料が頑張っても月に15万円程度にしかなりません。よほど蕎麦・うどんが好きでなくては続きません。

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以上の(1)(2)(3)でスクリーニングし、絞っていくと、やがていくつかの選択肢が残り、その選択肢の中で真剣に実行可能な業種で起業を行えばいいのです。

選択肢の中に自分の好きなことがあって、そこで起業することができればいいですが、そうでないなら、仕事は仕事と割り切って、この結果に従うのも一案です


以上、私のできるアドバイスを述べました。ご参考まで。むろん、決定は自己責任でお願いしますね。

Kurimoto Shingo
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日向 ジョンさんのプロフィール写真

Crapto.life

私は多くの企業や起業家にアドバイスを有料で致しますので特定した分野は教えられませんが基本的に起業は農業と同じです。

特に今簡単で安易にインターネットと言う道具、場と市場が提供されていますから積極的に利用する事をお薦めします。

インターネットで育つ種を探し、見つかったらインターネットのどの場所でその種が育つか探索して、育った「モノ」が売れる市場を割り出す事です。今は日本の市場だけを考える時代は終わり、インターネットの市場の時代です。

現在、GAFAが話題ですが、SPOTIFY等後発組はGAFAを利用して飛躍的なスピードで伸びています。日本から是非、GAFAを上回る企業を育てて下さい。

語学力を問われるととおじけづいてはいけません。GOOGLEはURLのページが直ぐに翻訳できますから積極的に手に入るツールを使って独自の「種」をみつける事が重要です。他の世界の人達も条件は同じで、既に行動していますから遅れを取らないように。

Crypto Times

インターネット - Wikipedia

モノのインターネット - Wikipedia

石塚 正浩さんのプロフィール写真
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電気、ガス、水道などのライフライン関係かな。

今の若者は、見た目重視の仕事ばかりにこだわるので、土建業は人手不足ですし、

特に電気は免許が必要ですよね。

建築士も良いですが。アネハ建築設計事務所のように、1級建築士を取得し開業しても食べて行けない人がたくさんいますよね。食べていけなかったら違法建築しますか。

泥にまみれて現場仕事もして、ネクタイも絞めて机仕事もしながら、汗臭いと若者たちから嫌われるような仕事もして、、、

私は現在56歳、取得免許数85個、日に6時間、月に10日働き、年収軽く1000万円越えの独立開業一人親方の電気屋さんです。

あー、9時回ったからそろそろ仕事に行ってきまーす。気楽でしょ。

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