2022年4月6日水曜日

勤務時間に副業をしているエンジニアを解雇すべきでしょうか?私はスタートアップの設立者兼CTOですが、エンジニアが1日2~3時間を他プロジェクトに費やしていることに気づきました。

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石塚 正浩
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解雇すべきではないと思います。

その方は貴重なタレント(才能)だと思います。他のプロジェクトでも必要とされているのですから。手塚治虫にとっての初期の石ノ森章太郎や、後期の寺沢武一のような存在ですね。そんな才能ある人を手放さない方が良いと思います。

いくつか気になりました。最近になって起業された会社なのに、勤務時間を設けておられるのですね。どのような業界か存じ上げないのですが、クリエーター系やソフトウェア・イノベーション系の場合は、勤務時間を設けないのも良いと思います。

イノベーションの職種ですと、最近は、わざわざ他の企業や他組織での活動を支援します。ダニエル・ウェグナーの研究した「トランザクティブメモリー」という領域があって、あることに従事している人が、別の分野にも精通しているとイノベーションが起こり易くなるのではないか、と言われています。

Airレジの開発リーダーを務めた佐々木康太朗氏は、店舗の現実の問題を掘り下げる必要から、自分でも実際に店舗経営をしてみてプロジェクトを成功に導いた、とその経験をインタビューで語っています。

「将来の日本のGDPを支える事業を創る」その修羅場を一緒に歩める人と働きたい~リクルート出身の事業本部長が見据える未来の組織像 | 株式会社ハウテレビジョン
今回は、執行役員 Liiga事業本部長の佐々木 康太朗(ささき こうたろう)をご紹介します。リクルートでは美容院向けサロン管理システム「サロンボード」やPOSレジアプリ「Airレジ」事業の立ち上...

御社の業務以外にも別のプロジェクトでも貢献できるというのは素晴らしい才能だと思います。これからの会社は、会社と従業員が1対1のネットワークでつながるのではなく、複数の会社と複数の働く人々の間に、緩く何本もの線がつながるような姿に変わって行くと思います。

CTOとして、そのような最先端の働き方をする方に気がついたというのは素晴らしい着眼点だと思います。

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