女優の米倉涼子(46)が31日、NHK総合「ニュース シブ5時」(月~金曜後4・50)に出演。持病の低髄液圧症候群との闘いについて語った。
米倉は19年に低髄液圧症候群を発症。「(病気と)付き合っていかなきゃいけない状態になりました」と口にする。この病気は、脳と脊髄の周りを満たす髄液が漏れることによって、頭痛、めまい、首の痛み、耳鳴り、視力低下、全身倦怠感などの症状が現れる。また、治療法や診断方法も確立されておらず、完治が難しいと言われている。
米倉は症状について「段々真っすぐ歩けなくなるんです。走ったり回転したりすると、どこが正面か分からなくなってきたりとか、倦怠感とか、やる気がみなぎらない。頑張らなきゃいけないのに何かおかしいとか、すぐにしゃがむとか…」と説明。「止まっているエスカレーターを上ったことありますか? あれが毎日なんです」と打ち明けた。
さらに「(病気の影響で)いつセリフを間違えるかも分からないし、いつ転ぶかも分からない」「ちょっと不安です」と正直な思いを口にする。その上で「挑戦できることはしたい」とキッパリ。その理由について「他のダンサーたちもケガが多かったり、ボルトを入れながらやってたり、それでも楽しんでやってらっしゃる方がたくさんいるから、それ(病気)だけで諦めるということは一生ないと思います」と力強く語った。
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