https://news.yahoo.co.jp/articles/ce8a11fa0038a154f82ca107ab34461c5f04afa2
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce8a11fa0038a154f82ca107ab34461c5f04afa2
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce8a11fa0038a154f82ca107ab34461c5f04afa2
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce8a11fa0038a154f82ca107ab34461c5f04afa2
日本電気硝子はレーザー核融合で重要となる光学素子「ガラス製ファラデー素子」を開発した。従来はテルビウム・ガリウム・ガーネット(TGG)結晶材料が使われていたが、ガラスに置き換えることで大型化。高出力耐性も実現した。今後は次世代エネルギーとして注目されるレーザー核融合に適切な大きさや厚みのガラスの試作と評価を継続し、同素子を搭載したデバイスの開発も進める。 【写真】レーザー核融合向け「ガラス製ファラデー素子」 ガラス製のファラデー素子は大阪大学レーザー科学研究所、核融合科学研究所、京都大学と共同開発した。順方向の光を通し、逆方向は遮断してノイズ発生を防ぐデバイス「光アイソレーター」にファラデー素子を搭載する。阪大レーザー研が大型高出力レーザー装置「SENJU」の光アイソレーターとして実装を進めており、核融合科学研究所と京大がガラスの評価を担っている。 ガラス製ファラデー素子の大きさは110×110ミリメートルで、直径90ミリメートルの大径のビームを制御できる。またガラスはTGGに比べ吸光係数が低く、レーザーの出力を上げても品質が落ちない。ガラス製ファラデー素子を使った高出力レーザーは宇宙デブリの除去や重粒子線によるがん治療などへの応用も期待される。
0 コメント:
コメントを投稿