2019年1月11日金曜日

モニターオーディオ、スピーカー名機を継ぐ「STUDIO」。最上位の技術投入(シェアしました。)

勉強の為に転載しました。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1155646.html

ナスペックは、英Monitor Audio(モニターオーディオ)ブランドのブックシェルフ型スピーカー「STUDIO」を12月1日から発売する。カラーはサテンホワイト(SW)、ブラック(BK)、そして受注生産のグレー(GR)を用意する。価格はペアで220,000円。同時発売の専用スタンドはブラック(BK)とホワイト(WH)の2色をラインナップし、価格はペアで60,000円。
Monitor Audio「STUDIO」。左からサテンホワイト、グレー、ブラック
受注生産のグレー
Monitor Audioの人気モデルとして存在した「Studio 20」の名を継ぐ、ブックシェルフ型2ウェイスピーカー。フラッグシップPlatinum IIシリーズのために開発されたウーファー・ツイーターに加え、専用開発のバスレフポートを搭載するなど、コンパクトなボディに同社の技術を惜しみなく投入。「“技術に特化したシンプルなプレミアムモデル”という市場からの要望に応えるべく開発した」スピーカーとのこと。
軽量化と高剛性を両立したウーファーユニット「RDT II」を搭載。口径は100mm。Nomex複合素材で作られたハニカムを、フロントスキンのC-CAM(アルミ・マグネシウム合金にセラミック処理を施したオリジナル素材)とリアスキンのカーボンファイバーで挟み込んだサンドイッチ構造を持つ。異なる素材の組み合わせによって固有の音色を排除し、軽量でありながら強固な構造が屈曲することなく、あらゆる信号に素早く反応できるとする。
ウーファーユニット「RDT II」のカットモデル
フェライト・マグネットはSTUDIO用に見直され、同社最新技術のDCF(ダイナミック・カップリング・フィルター)も搭載。ドライバーは300Hz以上の音域において、8dB以上の歪み低減を実現しているという。
従来のドーム型ツイーターと比べて約8倍の面積を持つ独自のトランスデューサーMPDを採用。本機では、カプトン素材の使用はそのままに、小さなベース・ドライバーとのマッチングを考慮してデザインとサイズが改良されている。Platinum II用のユニットから形状を見直したことで、軸外特性がさらに改善。軸上とのレスポンスのズレが軽減され、リスニングポイントにおける透明感向上と解像度の改善を実現。ダイキャスト製サブ・バッフルに、ウーファーと共にマウントすることで従来よりも近接配置となり、定位と広い空間表現を備えたという。
トランスデューサーMPD
キャビネットは、後方からテンションロッドでドライバー全体を固定するボトルスルー・テクノロジーを採用。キャビネット全体を支えにしてドライバーを取り付けることで、フロント面にボルトを使わずに、均一の力でドライバーを支えることができる。見た目も美しく、経年変化によるボルトの緩みもなくなるメリットを持つ。
キャビネットはRigidーMDFを使い、職人による手作業で仕上げている。スピーカー下部には、モデル名を記したアルミプレートを装着する。
STUDIOのカットモデル
上下2カ所にHive II バスレフ・ポートを搭載する。キャビネット内にかかる圧力を均衡に保ち、ポート内に刻まれた独自の溝が放射される空気の乱流を減少させて効果的に気流を加速。ポートノイズの軽減と共に、低域の高速なレスポンスにも効果を発揮するという。
ネットワーク回路は、ポリプロピレン・フィルムコンデンサーや空芯コイル、ラミネート・コアコイルといった高品位なオーディオ用パーツを採用。シングルワイヤのスピーカーターミナルは、Platinum IIシリーズのために特別に開発された精密加工ロジウムメッキ仕様。高い導電性と腐食などへの耐性を両立させている。プラグ部の形状を三角形とすることで、持ちやすさと使いやすさも備えた。Yラグとバナナプラグ、直径4mm(7AWG)までのケーブルが接続できる。
再生周波数帯域は48Hz~60kHz。クロスオーバー周波数は2,700Hz。能率は86dBで、インピーダンスは4Ω。外形寸法は156.2×360.9×340mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は7.1kg。
背面

STUDIO専用スタンド

STUDIO専用に新規設計されたスタンドも同時発売となる。
デザインと剛性、SNに優れるサウンドを目指し、スタンドのマテリアルを選定。支柱には押し出し加工のアルミニウム、ベース部にはダイキャスト・アルミニウムを採用した。支柱リア側には収納スペースを用意し、スピーカーケーブルの収納が可能。支柱の内部に充填スペースも確保することで、市販の様々な充填剤を使ってサウンド調整することもできる。
高さ調整が可能な脚部は、クロームメッキのスパイクとドーム型のラバーフットの2種類を同梱。STUDIOとの組み合わせ時は、ボルト固定にも対応し、サウンドと安全性を考慮した。カラーはブラック(支柱部はシルバー)とホワイトの2色を用意する。
外形寸法は296.2×324.7×625.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.1kg。
背面
組み合わせ例

0 コメント:

コメントを投稿