https://news.yahoo.co.jp/articles/68bbcf4ab0eb0b019f929aaac0b7ab09a4969c98
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米テキサスのある男性が股の部位の毛を除去して敗血性ショックで昏睡状態に陥ったが、劇的に回復した。 20日(現地時間)の英デイリーメールなどによると、30代後半の男性スティーブン・スピナルさんは2022年末、股のイングローンヘア(埋没毛)を除去して細菌に感染し、敗血症と診断された。イングローンヘアとは、毛が皮膚の外に出ず、皮膚の下で成長するケースをいう。 敗血症は感染に対する身体免疫体系の極端な反応で「沈黙の殺人者」とも呼ばれる。この病気は臓器に障害を誘発し、適時に治療しない場合、深刻な合併症や死亡にいたることもある。 スピナルさんは敗血症による敗血性ショックで血栓、肺炎、臓器不全、急性呼吸困難などの症状を経験した。医師らは敗血症がすでに心臓にまで影響を及ぼし、手術が不可能だと診断した。医師はスピナルさんに脳死判定をした後、生存の可能性を4%と予想した。 昏睡状態のスピナルさんは1カ月間、心臓と肺にたまった水を抜くなど治療を受けた。その結果、奇跡的に脳の損傷なく意識を取り戻した。昨年は対話や歩行もできるほど健康を回復した。スピナルさんの治療と回復過程は妹のミッシェルさんがTik Tokで公開して注目された。 一方、イングローンヘアは皮膚科に行って除去するのがよい。自ら除毛する場合、傷、感染などが危険がある。
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