2024年3月15日金曜日

「ServiceNowを導入したけど・・・うまく活用できていないんだよね」

https://note.com/service_mgmt/n/n8223805410ab

https://note.com/service_mgmt/n/n8223805410ab

ServiceNowは導入したけど…


こういったご相談が最近多いなぁと感じています。

もちろん、お客様によって状況は全くことなるのですが、共通点が1つだけあります。

それは、「ツール戦略なき導入(または未更新)」です。

ServiceNowは、もともとITSMツールという位置づけから始まり、まずはQuick Winを達成するために、サービスオペレーション領域(インシデント管理、問題管理、変更管理、リリース管理など)から導入するケースが王道でした。(これ自体は問題ありません)

ただ、Quick Winを狙うにも、粗くても良いので、全体としてのツール戦略、計画およびロードマップが本来は必要ですが、その戦略が存在しないケースが多く見受けられます。

また、戦略を立てていてもアップデートしていないケース(絵に描いた餅)になっている状況も多く見受けられます。

皆さんご承知の通り、ServiceNowはライセンス費用が非常に高いので、徹底的に使い倒さないと効果が限定的です。

また、ServiceNowはデジタル・プラットフォームと言われるように、機能も領域も増え、導入当初存在しなかった機能がたくさん追加されているので、戦略のアップデートが必須となります。

もちろん、ツール戦略を策定または更新すれば、それだけで何かが解決するわけではないですが、少なくとも進むべき方向性と優先順位が明確になるので、関係者の合意形成は図れ、推進はしやすくなると思います。

さあ、今からでも遅くありません。

ツール戦略を考えてみましょう。

・・・といっても、担当者のみで考えるのは辛いですよね。。

じゃあコンサルやベンダーに相談しよう!

・・・だと私としては嬉しいですが、実はServiceNow社からも様々な情報が提供されているのはご存じでしょうか?

戦略を立てるためには、まず最終的に得たい価値(Value)を明確にする必要があります。

次に、そのValueを明確にしたうえで、ビジネスケース(投資対効果を示す、企画書のようなもの)を作成します。

その際に、ServiceNowのどの製品をどのように活用するのかを整理する必要があるので、各製品ごとの成功マップを作成するテンプレートやサンプルも用意されています。

全部公開情報なので、使える部分はどんどん使っていきましょう!

以下、一部とはなりますが関連情報を記載しておきますので、参考にして頂ければ幸いです。

ツール戦略やロードマップ作成に活用できる情報:
Now Value – Customer Success – ServiceNow

以下、その一部を参考としてご紹介します。

ざっくり投資対効果の試算シミュレーション:
Value Calculator – Customer Success – ServiceNow

ビジネスケース作成の考え方やサンプル:

画像
「https://www.servicenow.com/content/dam/servicenow-assets/public/en-us/doc-type/success/playbook/value-management-guide.pdf」参照

Business Case Development - Customer Success - ServiceNow

各プロダクトごとの価値を実現するためのロードマップ作成アプローチおよびテンプレート:

上記以外にも、Customer Success Centerには様々なコンテンツが公開されていますので、活用してみてはいかがでしょうか。

本日は以上です。

ありがとうございました。

#もちろん、ご支援が必要でしたらいつでもご相談ください。笑



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