2016年12月20日火曜日

『なんでも鑑定団』スタート以来“最大のお宝”が登場



12/20(火) 14:00

12月20日放送の『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系列、毎週火曜20:54~)に、鑑定士・中島誠之助が「番組始まって以来、最大の発見!」と驚愕するほどのお宝が登場する。

そのお宝とは、これまで世界に3点しか存在しないと言われていた幻の焼き物、“曜変天目茶碗”。鎌倉時代、中国・浙江省(せっこうしょう)天目山で修行した日本の禅僧が、たびたび黒い茶碗を持ちかえったことが名前の由来だ。もともとは中国で焼かれた雑器だが、室町時代、その美に魅了された茶人たちの間で人気となった。その天目茶碗の中でいちばん珍重されているのは、窯の中で偶然うわぐすりが変化し、美しい文様を呈した曜変天目。文様は偶然の産物であり、再現するのは極めて困難で、現在、世界でも3点しか確認されておらず、そのいずれも国宝に指定されている。

そのため、今回スタジオには、今まで存在しないとされていた4点目の曜変天目茶碗が出現したことになる。骨董好きだった依頼人の曾祖父が、明治時代に戦国武将・三好長慶の子孫が暮らす屋敷の移築を請け負った際、大枚を叩いて買い求めた大量の骨董のひとつだと言い、入手した骨董のうち、ほとんどは昭和20年の大空襲で焼けて無くなってしまったものの、このお宝は郊外の資材置き場にしまいっぱなしになっていたため無事だったという。30歳の時譲り受け、当時は興味がなく押入れに入れておいたままだったという依頼人。最近気になって調べたところ、焼物として非常に価値の高い天目茶碗のようで、本当に価値があるのかどうか知りたくて、番組に鑑定を依頼したとのこと。果たして、その鑑定額はいかに。

番組プロデューサーの岡田英吉は、「当番組では今まで様々な貴重なお宝を発掘してきました。坂本龍馬の手紙2通(4000万円)、巨匠レオナール・フジタが描いた“日本のモナ・リザ”と称賛された絵画(3000万円)、日本最古の郵便物(3000万円)、マリリン・モンローが身に着けたイエローダイヤモンド(1億5千万円)などなど……。しかし今回はさらにすごい! “曜変天目茶碗”の4点目がスタジオに出現、鑑定士中島誠之助が番組22年の歴史の中でも“最大の発見”と大絶賛する様には思わず体が震えました。日本にはまだまだ本当にすごいお宝が眠っていて、それを紹介できることは当番組の最大の喜びでもあります。ぜひその喜びと興奮を、お茶の間の皆様にも一緒に味わっていただきたいと思います!」とコメントを寄せている。

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