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試験管で育て完全養殖に成功
Youitubeのビデオは元の翻訳前の日本語のままで閲覧なさって下さいませ。
コメント:水槽の中の魚介類の糞と尿はフィルターでこして、畑の肥料になるか、残りは、バクテリアで分解して、オゾンと紫外線で殺菌するなどの方法がある様です。水槽の水は排水しないで補水のみ行なう完全閉鎖循環型が一般的だそうです。
稚魚の餌の情報などを後から追加致しました。
コメント:有機JAS & 無農薬栽培品を選ぶ事で、残留農薬以外の問題は無くなります。あとは、有機肥料なら安全かと申しますと家畜の餌に抗生物質を与えている可能性が残っておりますが、この頃、陸上のプールで魚介類を養殖する時に大人になった魚への餌は、魚ではなくて、昆虫の幼虫に良い意味での細菌を感染させてから魚に餌として与える事で、魚が免疫が強くなり、疫病に強くなりますので、この細菌に感染させた昆虫の幼虫を鶏、豚、牛、鴨、七面鳥などの餌に混ぜて与える事で、家畜への抗生物質の投与が必要なくなる可能性が御座います。そうなれば、家畜の糞(フン)から抗生物質の入っていない安全な有機肥料が作れると想定出来ます。
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魚の養殖 昆虫の幼虫 細菌
- 千葉大学の研究グループは、エビや小魚を高温発酵させて得られる好熱性細菌をカブトムシの幼虫に与えたところ、通常の約1.6倍の大きさに育った。
- ミズアブの幼虫の腸内細菌叢に由来する細菌が、悪臭の要因となる物質の代謝を抑える。
- 愛媛大学では、MUSCAのハエの幼虫を粉末にして魚粉と混ぜ、養殖魚の飼料にする実験を行っている。ハエの幼虫には免疫活性化物質が含まれているため、抗生物質がほぼ不要になり、かつ魚の成長も4割増しという結果が出ている。
- コオロギは水耕栽培された野菜や果物の根や茎などの残さを餌として食べる。そのコオロギを養殖魚が食べる。
WEBプログラマー&ITコンサルティング 石塚 正浩。
https://fujikizai.jp/2015/03/05/farming_fish/
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引用しました。
昆虫に含まれる糖の一種が魚の免疫力を高めることも確認されました。
人為的に細菌に感染させて実験をしたところ、生存率が大幅に高まったといいます。
良いことばかりではなかった!養殖魚の問題と天然魚(3/5)
目次
養殖魚の餌として、天然魚が乱獲されている実態とは?
これまで業界ニュースでは、サバからマグロが生まれるかも知れないや、
進むブランド魚の完全養殖といった魚の養殖技術の発達に関するニュースを伝えてきた。
人気の高いクロマグロなどのブランド魚を養殖でまかなうことができれば、
絶滅危惧種に指定された天然資源の保護にもつながり良いことずくめのように
思われたが、そうとも言えないらしい。
日経電子版によると、『ファーマゲドン』の著者で、
英国の畜産動物福祉団体のCEOを務めるフィリップ・リンベリー氏が養殖漁業の
現在のあり方について、警笛を鳴らしているという。
天然魚資源の減少を受けて、魚の養殖は望ましい解決策だという見方に異論を唱える人は
あまりいないのではないだろうか。しかし、リンベリー氏はこの見方をきっぱりと否定する。「養魚業は、海の負担を減らして天然魚を保護するどころか、サーモンやトラウトのような
肉食性の魚の餌となる小魚を、海からさらに多く奪いとっている」とし、
「投入する魚」対「生産される魚」という大ざっぱな比率で見ても、
養殖漁業はきわめて非効率な魚資源の利用法だという。
引用元 日経電子版:http://www.nikkei.com/article/DGXMZO82827310V00C15A2000000/
上記リンベリー氏の調査によると、養殖サーモンを1トン生産するのに、
天然の小魚が5トン必要となるため、養殖魚を増やすことは天然魚の減少を加速度的に
進めることになると言う。
天然魚に代わる餌は昆虫の幼虫
そこで早急な課題となるのが、天然魚に代わる餌の確保だ。すでに日本の養殖漁業では、
陸上で生産できてかつ、安心安全な代替餌を見つけている。それは、昆虫の幼虫である。
2013年に放送されたNHK「おはよう日本」で、養殖魚の餌の最新事情がレポートされていた。
「天然の魚をもとにした魚粉ではなく、人間が作ることができる。
生物の昆虫をエサにして、天然資源の枯渇を防ごうというのがひとつ。」
このエサを与えたタイは大きく成長。3か月間で、通常よりも体重が20%
増えていました。
さらに昆虫に含まれる糖の一種が魚の免疫力を高めることも確認されました。
人為的に細菌に感染させて実験をしたところ、生存率が大幅に高まったといいます。
引用元 NHKニュース おはよう日本:
餌となる天然小魚が減少し価格が高騰したことで、化学飼料を与えられて育った養殖魚も
近年問題になっている。人間が安価で思い通りに生産できる昆虫を餌に代替することで、
養殖魚の品質までもが上がると言うのであれば、これ以上のものはない。
今後の技術開発により、生きた魚しか食べないマグロの餌として、
昆虫が代用される日も近いかも知れない。
関連記事:32年の歳月をかけて実現した、近大マグロ養殖の秘密を公開
テキスト: FUJI-KIZAI(不二機材)
FUJI-KIZAI(不二機材株式会社)は、1960年の創業以来、マグロ延縄漁の設置に必要な
アルミスリーブ、圧着工具、スリーブかしめ機、テグス、釣り糸などの漁具をはじめ、
プロ向け・個人向けの各種漁業資材を製造・販売しております。
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ヒラメ、ブリ、マサバ… 卵からの完全養殖広がる
スーちゃん 天然の魚が捕れにくくなったと鮮魚店の人が話していたよ。魚はよく食べるから心配だけど、お店の人が「人の手で育てた『完全養殖(かんぜんようしょく)』の魚も増えている」と教えてくれた。広い海を泳いだことがない魚が食卓にのぼっているの?
人の手で卵から親まで育てるんだ
森羅万象博士より 船で海に漁に出かけても、捕れる魚の量は頭打ちになっているというね。魚の捕りすぎや地球温暖化など海の環境の変化などが原因とされているんだ。日本でも捕れる魚の量は減少傾向にあるよ。
ただ、減った分を養殖で補っているので、食べられなくなることはまずないと思うよ。養殖というのは牛やニワトリのように、人が魚を飼って育てることなんだ。日本の漁業の総生産量(貝類や海藻を含む)の約4分の1を占めているんだよ。
例えば、みんなが食べているウナギは99%、マダイは81%、クルマエビは76%、ブリ類は53%が養殖なんだ。味が良くて人気がある高級魚のクロマグロやトラフグも養殖の方が天然より多いんだ。
普通の養殖は海から子どもの魚(稚魚)を捕ってきて、いけすで飼って親になるまで大きくする。海で捕れる稚魚の量に左右されてしまうよ。養殖が盛んになると、子どもを捕りすぎて自然の魚が減ってしまう恐れもあるんだ。
そこで魚の親から卵を採り、人の手で育てる技術が注目されているよ。親になるまで育て、その親からふたたび卵を採って、ふ化させるんだ。ずっと人の手で育てた魚は広い海を自由に泳いだことは一度もない。卵から出荷までをすべて人間が管理するので「完全養殖」というよ。漁で魚が捕れにくくなっても、品質の良い魚を安定して食卓に届けることができるんだよ。
親から卵を採って育てるのは大変だよ。人工ふ化させた子どもを、稚魚と呼ぶある程度の大きさに育てるのが難しいんだ。
エサの種類や与え方を工夫しなければならない。水槽の水温や光などの条件を自然に近い状態にして、水質を常にきれいに保つことなども重要だよ。わずかな数で完全養殖ができたとしても、稚魚をたくさん育てる技術ができないと、なかなか商売には結びつかないんだ。
完全養殖に成功している代表格はマダイとヒラメなんだけど、最近ではブリやクロマグロ、マサバなども市場に出ているよ。
変わったところでは、世界三大珍味とされる魚卵食材「キャビア」を採るためのチョウザメも完全養殖ができている。日本水産は、これまで難しいとされていたマダコの完全養殖に成功し、2020年以降に出荷することを目指しているそうだよ。
ウナギは完全養殖には成功しているんだけど、まだ商売にはつながっていないんだ。卵からふ化したレプトセファルスという小さな幼生をシラスウナギと呼ぶ子どもに効率よく育てる技術ができていないからだよ。
完全養殖した魚が天然で捕れた魚よりおいしいかどうかはよく話題になるよ。人によって好き嫌いはあるけど、養殖の方が脂(あぶら)がのっているんだ。
日本水産グループの黒瀬水産(宮崎県串間市)は、完全養殖したブリを出荷している。成長を管理できるので、魚の味が最も良くなる旬(しゅん)の時期を変えることもできるよ。
ふつうのブリは冬が旬なんだ。黒瀬水産では昼と夜の長さや水温を調節して半年早く生ませた卵から育てることで、冬のブリのように脂がほどよくのったブリを夏に出荷できるようになったんだ。
いつでも好きな時に卵を採ることができるため、生産量を調節しやすく、魚を安定して食卓に届けることができるようになったそうだ。
自然の海で捕れた魚は、おいしい時期が決まっている場合が多い。それに、さまざまなエサを食べているから、身の食感や味は自然まかせだ。完全養殖では、魚のおいしさも管理できそうだね。
養殖した魚は病気を防ぐための薬漬けといわれたこともあったんだけど、今は病気を予防するワクチンが開発されて、薬の量は大幅に減ったよ。安心して食べられるようになっているんだ。
博士からひとこと 完全養殖では、人工ふ化した魚の赤ちゃんや、子ども(稚魚)を育てるエサが重要になる。タイやクロマグロ、ブリなどは、ワムシという微小動物などを食べさせている。エサを工夫すると魚の肉質も改善できる。
黒瀬水産は、稚魚を親に育てるまでの間、魚粉に大豆かすなど植物性たんぱく質を混ぜた配合飼料を使う。魚臭さがなくなったという。出荷2カ月前にはトウガラシの成分「カプサイシン」が入った独自開発のエサを与え、適度に脂がのった肉質に仕上げているという。
一方、ウナギの卵からふ化した幼生は、エサの特定に時間がかかった。アブラツノザメの卵を使ったエサを食べるとわかったが、そのまま与えてもほとんどオスになってしまうので、女性ホルモンを混ぜてメスを作るようにしている。完全養殖したウナギが市場に出回るようになるには、大量のシラスウナギを今より簡単に作る技術が必要だという。
(増養殖研究所ウナギ種苗量産研究センター、黒瀬水産に取材しました)
[日本経済新聞夕刊2017年9月9日付]
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