2022年11月26日土曜日

年収が多い人はなぜもらいすぎてる収入分を返還しないのでしょうか?

https://jp.quora.com/%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%AA%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%BB%E3%81%A9-%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%AA%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E5%AE%B6%E3%81%BB%E3%81%A9%E4%BB%A4%E5%92%8C%E3%81%AE%E8%99%8E%E3%81%AB%E5%87%BA

ショーンT
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コレはいい質問ですよね。

私も年収が3000万円を超えた36歳の頃(月200万以上、一日7万円とかです)から「絶対こんなに使わないなあ。」と思っていました。

その先は1億位(時給20万円位のイメージです)までは勤め人で経験しました。感覚がボケてくるのでどんな収入にも慣れちゃうんですが、

多すぎる収入分を社会に返還(お返し)するのはアリかなぁ、と、30代、40代のときは、初見の意識高い男子大学生に世界一周のお金を借用書無しの無利息で貸してみたり、数十人の若手ビジネスマンらを真冬の雪中滝行付き勉強会にご招待したり、普通の親や上司が与えれないコンテンツを準備して若い方向けには色々やりました。

普通の勤め人がキツめの外人奥さんに追い込まれて泣く泣く社会貢献した体験談を生生しくシェアしするのとかは、有名人も登場するから割と面白がってもらえたりしました。

ショーンT
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妻や彼女から「後で話があるんだけど」って言われるとなんで大体悪い話なんですかね?
10年ほど前ですが、 「帰ったら話がある。」と外人の奥さんから言われました。 「なんやろかー、なんか見つかったのか?」と、ドキドキしてましたが、帰宅後に言われたのは 「病気で困ってる赤ちゃんと家族が居るから、助けたい。力を貸してほしい。」 と拍子抜けする話で、安堵したのを覚えています。 ↓ ↓ が、話の最後に待っていたのは 「1700万円寄付してあげたい。アナタならできるだろ?」でした。 その後、物凄いストーリーに展開するんですが、、普通に聞くと悪い話かもですね。 ◆当初はここで回答終わっていましたが、 「何があった?」「詳しく教えて」というリクエストを多く頂いたので以下を追記しました。 ==200を越える応援をいただいたので追記== ※最新AIによるフィクションの可能性も捨てきれないので話半分にご覧ください。 (関係各位の皆様の記載許可は一切取っておりませんので個人を特定できることは書きませんが、ググればほとんどfact check可能です。記憶違いによる事実誤認・一部相違などはご笑納ください) ◆ストーリー要約 ウクライナ人の奥さんから難題(夫婦とも面識のないロシア人に1700万円の寄付)を押し付けられた。 →大人しく従うのは嫌すぎるので、せめてもの抵抗としてボランティア活動のアドバイザーになる。 →成り行きで実名、立場を明らかにしてボランティア活動のリーダーに就任することに。 →facebookを使って告知開始。 →2ch(当時)で顔写真入りフルボッコされて凹む。 →国内外のTVニュース、全国紙新聞などに顔をさらすことになった。 →なんだかうまいことボランティアの目標達成してしまう。 →サミットG20の話題に上がる。 →(評判が悪くなる前の)プーチン大統領からお礼のメッセージ。 ↓ ◆ストーリー(興味がある方はどうぞ) 2011年3月、東日本大震災の被災地には世界各国から救援隊が駆けつけていました。 その中に、石巻市にて救援活動を頑張ってくれた極東ロシア非常事態省のおじさんがいました。 翌年の2012年、大変残念なことに彼の娘さん(1歳)がかなり手ごわいタイプの白血病にかかってしまいます。 ママさんはお医者さんで、娘の複雑な病状はロシアでは治療困難で、このままでは死んでしまうということがわかりました。 幸い、東京の新宿にある日本の専門大病院であれば治療できる可能性が高いこと。 震災救助活動で日本とご縁があったことから、父娘が日本に入国する許可が出ました。 普通の日本人であれば、健康保険が使えて、難病指定を受けれるので実質無料で治療が可能ですが、残念ながら、ロシア人の彼らは日本の健康保険を使えません。 健康保険なしで治療すると全額自腹で約2000万円〜4000万円の治療費がかかることを告げられます。 パパさんは家や車を売って日本に来ましたが、全然お金が足りません。 戦争前は日本に住んでいるロシアとウクライナ人は仲が良かったので、困ったロシア人家族を救ってあげようと、在日ロシア話グループによる募金集めが始まってました。 募金集めは、個人名口座の振込で行っていましたが、外国人名義で異常なお金の動きがあったのでしょうね、銀行がマネーロンダリング疑いで募金口座を凍結してしまいます。 入院先の病院ではパパが寒空の中、駐車場に宿泊しながら娘の無事を祈っているそうです。言葉もわからない異国で、先も見えずに心配でしょうね。 「かわいそうだから足りないお金(1700万円)を寄付してくれ。」というのが、奥さんからの依頼でした。 こんな会話があったのを覚えています。 私「えっ!?誰?知り合いなん?」 妻「知らない。見たことない。でも多くの人が困ってる。日本の銀行は最悪。お金も出せない。」 私「詐欺じゃないの?」 妻「私が詐欺じゃないと思ってるから、詐欺じゃない。」 私「いや、、なんかエビデンスほしいよね。」 妻「お前は立派な仕事があり、お金もあるくせに、心がないのか?」←ホントに酷い 私「いや、その、寄付してホントにその子が助かるならいいけど、わかりませんよね?」 妻「お前は医学の知識もあるのに、白血病治療のこともわからないのか?」 私「日本の健康保険制度や、治療費をどうするか?口座凍結の問題も解決しないと進まないよね?」 妻「普段、社会保障や金融に強いと偉そうなことを言ってるのに、こんな問題も解決できないのか?」 私「いや、そりゃ調べるくらいはできますけど、先月、あなたが欲しいといった新築マンション買ったばっかりですし、、いま、引っ越し終わったところですよね。お金使ったバッカだよ。」 妻「もう要らん。売って寄付したら?」もう滅茶滅茶です。 当時40歳だったと思いますが、学生時代に読んだカラマーゾフの兄弟?だったとおもいますが、ポケットの最後のお金を困った人にくれてやるような描写があったのをなんとなく思い出しました。 それが自分に直撃してるのか?ロシア文学怖すぎる!ロシア圏の価値観の根っこにこんなの潜んでるの?怖い! 何を言っても彼女の中では寄付は決定事項。ここで金額値切ってもズルズル追加で出すことになりそう。こりゃホントにマンション売りかねないな。買ったばかりのソファはどこに置くんだよ!クソ! (口座凍結なんで初歩の凡ミス。既にここまでグタグタなチーム、プロが入らないとムリだよな・・・) 私「はいはい。わかりましたよ!やりゃーいいんでしょ。」開き直りました。 性格的にやったら必ずベストに近い結果を出さないと気が済みません。馬鹿みたいに他人に言われたまま寄付するは嫌です。 次のことに取り組みました。 1.親友二人(経営者・医者)に相談。 「厳しい鬼嫁からえらいことに巻き込まれた。一人でやるのはしんどいから手伝ってほしい。君らが力貸してくれるならやるんだけど。たぶん暫く仕事にならんよ。」 彼らは詳しく聞かずに「いいよ!巻き込まれてあげるよ。面白そうやん。」→かなり面白くない事に 2.大手マスコミ各社に協力できないか?打診してみた。 新聞記者「報道責任があるので、ボランティアグループには責任者が必要。外国人はNG、日本人で素性のしっかりした人ならOK。」(当時、上場企業の部長をしていた私なら良しと確認取付) 3.当時日本で盛り上がってきていたfacebookにて実名で募金集め、告知のグループを作る。 4.2chで「facebookにて詐欺師が◎◎ちゃんを助ける会の募金詐欺!首謀者は△△(私)、協力者は〇〇(親友)、要注意案件!」と、悪口を盛大に書かれ、当時のニュース板のスレッド勢いランキング1位になり大炎上!友人と大いに凹む。 「日本の税金を当てにするな!外人コジキは国に帰れ!北方領土を返してから頼みな。」匿名掲示板は10年経ってもあんまり変わりませんね。(Quoraはホントにマシ) 5.このままだと詐欺師として有名になって終わりなので、逆転してやる!と燃え上がる。 6.準備が整うまでに報道されると関係者が浮足立つので、マスコミ各社と報道タイミングの協定を結び、a〜gを整えに走る。 a.てんでバラバラ、効率ゼロのボランティアグループをまとめ上げる b.病院、主治医と面談し、情報整理、窓口の一本化を行う。概算治療費の確認と支払い方法を合意。 c.凍結されない募金の受け皿銀行口座の準備 d.税務の確認、税務署との交渉(贈与税、寄付控除など) e.接触済みの医療ツーリズム業者と既存債権の放棄交渉 f.私の勤務先への交渉(報道で社名と役職名、個人名出ます!広報部ごめん!いきなりクビは無しでよろ!) g.過去の募金活動に関する事例の検証、改善点の検討、戦略立案とチーム内での合意形成 7.上記をざっとこなして、自分でも寄付したくなるようなわかりやすいアナウンスと仕組みを考えた。 基本方針は 「東北の恩返し!!経費ゼロ!募金額=治療費!明朗会計!!プロ監修の監査報告付き!!日本人の税金は一切使いません!善意の募金だけで治します。」 「アナタのハートに響いたら、余裕のあるなら寄付してね。響いたけど余裕が無い人、学生さん、若い人は無理しなくていいので、この話をシェアしてね。」 8.マスコミにはギリギリまで待ってもらいましたが、ようやく整えたのでアナウンス開始。 9.メールアドレスを公開し、問い合わせには基本的に誠意をもって最短で対応することにする。 という流れでした。取材があれば自腹で新幹線、ホテルを払い取材対応し、国内外にニュースが流れます。 ロシア語話者らも本当に優秀なメンバーがどんどん参加してくれて、各自が強みを持った領域で活躍してくれます。 業務の分散化。クラウドソーシング、プロジェクト達成型組織の走りだったと思います。 お金稼ぎなら自信あるんですが、善意の募金集めは未知のエリア。普段偉そうなことを言ってるメンツがそろってるので、「普通のボランティア野郎じゃないぜ。ベストなパフォーマンスを出してやる!」(日露の善意の有能者の集まりで、指揮命令系統や権限がないからリーダーシップをとるのは本当に大変、当時の皆さんにはご迷惑おかけしました。) データアナリストはリアルタイムでサイトへのトラフィックを分析し、最適なメディア、告知・アナウンスと口座の入金状況から有効なデータを探るためにデータを分析。 当然チームで意見のぶつかりも発生するので、コミュニケーションを密にして、本来のゴールに皆をセットし直すコトが数日に一度。先行モデル、お手本のない世界です。 当時はいつ寝てたのかな?とおもうほど忙しかったのですが、組織の内側が大変なら、外側も大騒ぎ。毎日200通とかの応援、問合せのメールが届きます。(日本語は全て私が対応) 知らない人からfacebookの友達申請が4000とか届いて自分のfacebookが無茶苦茶になります。 ほとんどのメールには定型文でOK!としていたのですが、被災地の学校から「生徒会で募金を集めました!治療に活用してください。」とかの熱いメッセージが届きます。 「うーん、この返事は全校集会とかで発表されるよな、、定型文はまずいよな。ガッツリ返事するか。」とか、私の面倒な性格が火を噴きます。全然寝れません。 (余談ですが、ブームに乗っかろうという政治家、面倒な団体とか、いろんなのがアプローチしてきますが、一切の色を付けたくないのでお断り) 結果としてはほぼ最短といえる2週間で目標募金額にゴールしました。 パパと娘が安心して治療に専念できる環境が整いました。とりあえず最初のゴールは達成です。 当時の首相だった野田総理kantei.go.jp/jp/rekidainaikaku/095.html がサミットG20でプーチン大統領と初会談を行う際に、 日露民間国際協力の美しい事例として話題に挙げてよいか?と、打診があったので私の手柄じゃないからみんなの手柄としてならOKよと。 関係各位の苦労がねぎらわれる瞬間でした。 めでたいことに娘ちゃんはバッチリ治療が成功して白血病も完治(正確にはかんかいと言います)し、無事に帰国し、2022年で10年が経ちました。 チームが解散する頃には多方面から 「今後もツヨツヨなボランティアリーダーとして社会に貢献してほしい。」 「NPO法人として末永く活動してほしい。」 「ビジネスリーダーが社会貢献に成功した本を出版しましょう。」 「選挙に出て政治家になりましょう」←なんでやねん いろいろなオファーがありましたが、売名や金稼ぎではない、短期決戦、ゴール達成型で集まったクラウドソーシングのメンバーは各自のフィールドに帰っていきました。 いい事は何かあったかな?その後、ロシアに行くと少し名士扱いされて、街でロシア美人に歓迎されたりします。在日ロシア大使館では少し特別扱いされたりしました。でもそれくらい。 肝心の奥さんですが 「いや、お前ならできるでしょ。私が選んだ夫なんだからそれくらいの力はあるよ。」 と、褒めてもらうこともありませんでした。 やっぱり悪い話でしょ?

基本的には開催してるコッチも楽しんでるのですが、たまにはなかなか図々しいのも居て、残念な気持ちになったりもありました。

でも、同じお金や時間を使うなら、銀座や北新地のクラブでホステスさん相手に金稼ぎの自慢話したり、嘘のチヤホヤをされるよりは、目をキラキラさせながら珍しい話を聞きに来る若い子のほうがが可愛く見えたんですね。(不思議と若い女子はほとんど来ない)

色んな大学でも楽しいオジサンのお話をしました。

「現実を見ろ・夢を見るな」「社会は厳しいぞ!」なんてのは、自分が我慢に慣れちゃったヒトや、くたびれたオッサンがするような話。そんなの就職したらいくらでも聞けますし、ワクワクしませんよね。。

コロナで社会もかわったし、リアルの必要性も薄れたから、今ではQuoraでささやかに経験や知識をシェアしてお返ししています。

数は少なくても、読んだ誰かの気づきになって、彼らの生産性が上がったり、稼ぎやチャンスが増えたなら、私が給料をヒッソリ返還するよりも効果は大きいと思います。

他の回答者の中にも、余裕を回答という形で社会に返還してる方はたくさん見ますね。

(モロに給与を会社に返す人ってのは、私のレベルだと税制含めてまだまだ珍しいようです。稀に給与を取らない社長さんとか居ますがね、、スティーブ・ジョブスとか)

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