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2016年9月30日金曜日

フシンシャハッケン…中国空港に「ロボコップ」が誕生しました

フシンシャハッケン…中国空港に「ロボコップ」が誕生しました

シャンプーの蓋みたいなシルエット…。

今後、ますます発展が予想される「ロボット産業」。疲れ知らずのロボットが私達の暮らしを豊かにしてくれれば万々歳なのですが、その第一歩かもしれない「ロボット警察(ロボコップ)」が中国の空港に登場しました。

この深セン宝安国際空港に登場した可愛らしげなロボット警察の「AnBot」、実は5万ボルトのテーザー銃を装備しており、パトロールだけでなくあやしげな容疑者をガッツリ確保することも可能です。

AnBotの身長は1.4メートル、体重は75kg。人のじゃまにならず、でも容疑者に押し倒されないようなうまいデザインですね。もちろん自力で時速18kmのスピードで移動することが可能で、搭載されたカメラから本物の警察官が状況を判断し、テーザー銃の使用を判断することができます。また、旅行者にフライト情報を教えることも可能です。

もちろん、24時間休まず深セン宝安国際空港の第3ターミナルホールを監視するAnBotはテロの防止にも役立つはず。そういえば、日本のアニメや漫画でもこんな自立型の監視ロボットが街をさまよっていますよね。攻殻機動隊とか、PSYCHO-PASSとか、とあるシリーズとか…。あんな未来がいよいよ現実になったかと思うと、感無量です。

ちなみにトップ画像の右側にいるのは、SFテレビドラマシリーズ「ドクター・フー」に登場したロボットのDalek。こうやって見比べると、かなり似てますね〜。

source: YIBADA

(塚本直樹)

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8ビットPC「コモドール64」を21世紀になった今でも現役で使っている自動車修 理店が発見される



By Bill Bertram 

コモドール社が1982年に発売した8ビットホームコンピューター「 コモドール64」は、名前が示すとおり64キロバイトという当時のPCとしては最大のメモリ容量を誇るモデルとして知られ、単一機種としては世界で最も多く販売されたPCとして知られています。そんな往年の名機を21世紀になった今でも業務用途で使い続けている人がいることが明らかになりました。 

Retrokomp / Loaderror - タイムライン 
https://www.facebook.com/RetrokompLoaderror/photos/p.1462746827085246/1462746827085246/ 

This Old-Ass Commodore 64 Is Still Being Used to Run an Auto Shop in Poland 
http://sploid.gizmodo.com/this-old-ass-commodore-64-is-still-being-used-to-run-an-1787196319 

Retrokomp / LoaderrorさんがFacebookに、いまだに現役で使われているコモドール64の写真をアップロードしました。このコモドール64はポーランド・グダニスクにある自動車修理店で現在も業務用途で使われているマシンで、25年以上もの間、一度も故障することなく動いているとのこと。 


この知らせを聞いたCommodore USAもこのコモドール64についてFacebookに投稿しています。 


25年間一度も故障することなく動き続けるコモドール64の安定性もさることながら、進化の速度が急激なデジタルハードウェアの世界で、まったく"浮気"することなく愛機を使い続けているオーナーには脱帽です。 

「トランプ氏に投票しないで」米最大の新聞、異例の社説


 米全国紙USAトゥデーは29日、米大統領選について「共和党候補のトランプ氏に投票すべきでない」という社説を出した。米国で最大の部数とされる同紙は1982年の創刊以来、大統領選で立場を表明してこなかったが、「今年は能力のある2人の候補の争いではない。トランプ氏は大統領の適性を欠く」として慣例を破った。

 社説はトランプ氏について「不安定だ」「差別を繰り返している」「ウソをつき続けている」と列挙。論説委員会の一致した意見として「大統領にすべきでない」と書いた。一方、民主党のクリントン氏については委員の間で、率直さに欠ける点や、国務長官時代の機密情報の取り扱いをめぐって懸念があったとして、推薦は見送った。このため、投票すべき候補は有権者に委ねつつ、「危険なデマゴーグ(扇動家)の誘惑に惑わされないで欲しい。ぜひ投票して、トランプ氏ではない人に」と結んだ。

 米国の新聞の多くは、社説で特定候補の支持を表明する。しかしUSAトゥデーは、全米の幅広い読者を対象にしていることや、政治的な中立を目指していることもあり、選挙での態度表明は避けてきた。(ニューヨーク=中井大助)

年内にプロトタイプ化も?意外と近いスマートレンズ市場の最新動向

smartlensアイキャッチ

こんにちは。ひろきです。

スマートグラスがニュースになったとき、「スマートコンタクトレンズとかそのうちでるんじゃね?」とか(冗談半分で)思った人も少なくないと思います。

仮にできたとしても遠い未来の話だろうなあ、なんて思っていたんですが、意外にももうすぐ実用段階というフェーズなんだとか・・・?

スマートレンズといっても、視力に関わってくるだけではないようで、いろいろな方向で開発は行われているようです。まだまだ開発中のものが多いんですが、現在公表されている情報を集めてみました。

「目」から健康状態をモニタリング

glucose sensor smart lens

人間の「目」かとれる情報量は意外に多いそうです。そこに注目してヘルスケアテック関連の研究がなされています。

涙から体内血糖値を測定

Alphabet’s Verily(前Google Life Sciences)Medella Healthは、なんと涙から体内血糖値を測定、糖尿病患者の状態を管理、モニタリングできるレンズを開発しているそう。内蔵されているワイヤレス交信機と携帯デバイスとの連携で、患者自身が健康状態をつねに把握できるようになるんだとか。

糖尿病患者は健康管理のために、自分で採血をしているそうです。日常的に自分で自分に針を刺すというのを想像しただけでも辛い…。それがコンタクトをつけるだけで健康管理できるようになる。まさにテクノロジーの進化ですね。

緑内障患者の眼圧測定を24h可能に

Sensimed AG の“Triggerfish”は緑内障患者に向けた眼圧測定を行い、就寝間も含め、24時間のモニタリングを可能にするレンズです。緑内障による失明の危険性を早期段階で回避したり、原因の詳細な調査が可能になるんだそう。シリコン製の使い捨てタイプとのこと。

緑内障って自分で気づくのが難しいため、病院にいったときにはすでに手遅れ…なんてことも少なくないんだそうです。また、緑内障と診断されても、自分で目の状態の管理をするのはとても難しいんだとか。

その点、コンタクトでの健康管理は簡単ですし、誰にできるので、社会的な意義の観点から見ても大きな効果がありそうです。


人間の「目」って、とれる情報量が非常に多いんでしょうね。健康管理するにあたって結構都合がいいところだったりするのかも。

実用化されれば、医療業界にとっては大きな一歩となるはずです。公開されていないんですが、値段が気になります…。

遠視や老眼を改善するオートフォーカスレンズ

magnifying glass

GoogleとNovartisEPGLとCooperVision Inc.の競争がスマートレンズの分野では少しニュースになっています。これらの企業が何を作っているかというと、遠視や老眼といった問題を改善してくれる「オートフォーカスレンズ」です。

なんと年内にはプロトタイプの完成を目指しているようで、販売自体は4年後を予定しているとのこと。

オートフォーカスレンズについての情報はまだ少なく謎が多いんですが、どうやら内蔵されたカメラが目の助けをしてくれるようなレンズなんだそう。

視野や視力、ピント調節などで問題を抱える人は多いので、きちんと「見たいモノ」に対してフォーカスしてくれるレンズへの需要は高いとは思います。もちろん、それらの問題をもっていない人にも応用の幅はあるんでしょうね。

これだけ多くの企業が開発しているということはマーケットに大きなインパクトがあるということを意味しています。この情報にはアンテナを張っておかないとですね。プロトタイプのニュースはそろそろ出てもおかしくありません。

レンズ自体がアプリケーションに

※イメージ動画

AR体験型レンズ

SamsungARを体験できるレンズを開発しています。レンズをディスプレイとし、カメラやアンテナ、瞬きから使用者の動きを感知するセンサーも内蔵しているようです。

Nianticが発表したポケモンGO専用のスマートレンズのように、自社製品との連携で映像やゲーム関連の分野には大きく影響してくるかも?

瞬きで写真を撮影。コンタクト型カメラ

Sonyが瞬きによって写真や動画の撮影ができるレンズの特許を取得したことが少し話題になりました。無意識的な瞬きには反応せず、意識的な瞬きにのみ反応し、撮影したデータはコンタクト自体に保存されるというアイデアです。

特許をとっただけなので、開発がどこまで真面目に進んでいるか定かではありませんが、実現すればこれって使用者のライフログが簡単にとれちゃう、ってことでもあります。いつどこでどんなものを見たか。自動で簡単にとれる…。なんだか可能性に満ち溢れてますね。

スマートレンズを可能にするテクノロジーたち

ultra thin membrane

開発中の実例を紹介しましたが、そもそもどうやって実現してるのか?技術的な部分も少し調べてみました。

目に入れても問題ない薄さを実現する回路

そもそもコンタクトレンズって眼球への負荷を少なくするためにすごく薄くなってますよね。

その上に各種センサーやらアンテナやらって実際つけることって可能なの?と思っていたんですが、どうやら“ultra-thin electronic membrane”という膜のような性質をもつ、ものすごく薄い電子部品があるらしいです。これを使用して様々なセンサーなどの開発がなされているそう。

とにかく今の技術があれば、コンタクトぐらい薄いものに回路を入れることはそこまで難しくないようです。

動力変換技術

レンズ自体に機能を持たせるとなると、動力をどこからとるのかってことも気になるところ。

Googleは太陽光から動力を得ることが可能なスマートレンズの特許をすでに取得しているようです。受光器と太陽電池の内蔵によって動力を確保し、その動力を使用して通信を行うんだとか。

そのほかにも、コンタクトで計測を行ったデータの読み取りを行う専用の機器も開発しているそうで、そのデバイスを使用してコンタクトを充電する方法も模索されているようです。

Sonyは眼球の動きを圧電性のセンサーで動力へ変換する技術を開発中とのこと。眼球は常に動くので、動力源としては最適かもしれませんね。

基本的には外界のエネルギーをうまく使うことによって、普段通りに使うだけでも動力は問題ないってことのようです。

さいごに

スマートレンズの話題自体がホットだったのは少し前ですが、まだ開発は継続されているようです。

スマートグラスやスマートウォッチ。非常に便利なデバイスも多く見られますが、「目」に直接入れるデバイス…となるとちょっと慎重になっちゃいますね。

一方で、米国では皮膚の中や体内に埋め込むデバイスが実際に商品化され、使っている人も少しずつではありますが増えているようです。みんなが使うようになれば少しずつ社会も慣れていくものなのかもしれません。

となると、販売とともに一気に広がる可能性もあるスマートレンズ。今後の動きに要注目ですね。

ではまた。

ひろき by 
日本生まれのカンボジア&エチオピア育ち、英語はビジネスレベルでペラッペラという謎に満ちた21歳。途中で文転した元ゴリッゴリの理系脳という、このメディアのために産まれてきたかのような男。今はまだインターン。
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