2016年9月27日火曜日

東芝、機械学習で正確にがんに重粒子線照射 2016/09/27 NEW ◆治療装置、誤差 1ミリを実現


東芝は26日、量子科学技術研究開発機構と共同で、機械学習を用いて腫瘍を正確に狙い撃つ重粒子線がん治療技術を開発したと発表した。東芝が映像事業で培ってきた画像処理技術と、量研機構が持つ豊富ながん治療実績を活用。呼吸に伴って動く腫瘍を含む領域を特定し、誤差1ミリ程度の精度で腫瘍の位置を追跡できる。体内に金属のマーカーを埋め込む必要がないため、患者の負担が小さい。東芝は来年度、新技術を搭載したシステムを製品化する予定だ。(4面)


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