【バグダッド共同】イラクのフアド・マスーム大統領は6日、首都バグダッドで共同通信と会見し、イラク軍などが進める過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点北部モスルの奪還作戦に関し、「2カ月でISの戦闘員を一掃できる」と述べ、年内に完了するとの見通しを示した。また、IS指導者のバグダディ容疑者は「裁判にかける」とし、身柄の拘束を狙う考えを強調した。
モスル奪還作戦は7日で開始から3週間。シリア側では6日、ISが首都と称する北部ラッカに対する作戦開始が宣言された。マスーム氏は「モスルの作戦が完了すればISはラッカでも長くもたないだろう」とし、掃討に自信を示した。
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