2017年2月4日土曜日

インドでのがん治療はより手頃に、効果的になるだろう。

インド人のおかげでがん治療がより手頃に

サイエンス
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インドのプロジェクト「Virtual Tumor Board」は、治療コストを下げることにより、ガンを発症した患者の生存率を高めることを目的としている。


がん治療の一流の専門家が「Virtual Tumor Board(VTB)」プロジェクト発足のため力をあわせた。インドの約90の先端がん治療センターが、一流の専門家の無料コンサルティングを受けれるようになることで治療コストを下がる。さらに、患者が大都市にある先端治療施設に向かい、滞在するコストも下がる。
複雑なケースでは外科手術や化学療法だけでなく、複合的な治療が必要になる。統計によると、ガンの4分の1のケースは「複雑」だと分類される。
プロジェクトには外科医や化学療法など、がん治療の様々な専門家がいる。インドのプロジェクトのお陰で、専門家らはオンラインで複雑なケースを話し合い、共に最適な治療手段を見つけることができるようになる。
先に、モスクワの国民調査技術大学「MISiS」はインドのテズプル大学と合同でコブラの毒を元にガン治療に役立つ新薬を開発すると報じた。

関連情報:
勉強の為に引用しました。
http://xn--h9jya6d7a0b4pke1c1t.com/archives/1006


スズメバチの毒ががん細胞を破壊!新たな抗がん剤への希望

「バイオフィジカル」に掲載された、ブラジルのサンパウロ州立大学と、イギリスのリーズ大学の研究によると、ブラジルのスズメバチ科アシナガバチから採取した毒は「健康な細胞を傷つける事なく腫瘍細胞を攻撃する事が出来る」と発表した。将来、天然物質である成分が、がん細胞のみを標的とする抗がん剤として、医療の現場で活用される可能性がある。
リーズ大学によって報告された研究結果では、スズメバチの毒は健康な細胞を攻撃する事無く、腫瘍細胞に対して作用できる事が可能だと言う事だ。昆虫の毒中の有害物質「MP1」は特定の状況下で、新たな癌治療約の基礎を形成する事が出来るとし、現在の抗がん剤は健康な細胞とがん細胞を区別する事が出来ない状況だが、そこから大きなステップを踏む事になる。
スズメバチは捕食者から身を守る為に、有毒物質「MP1」を含む非常に強力な毒を生成する。研究者はその作用を調査した結果、「MP1」は脂肪分子に作用し腫瘍細胞を囲む保護膜に大きな穴を開ける。健康な細胞は脂質が細胞膜の内側に隠れているが、がん細胞膜は独特であり外側にあるため、「MP1」の影響を受けるため、がん細胞だけを攻撃できる。
大きな細孔が開くので、分子を通過させるのに十分な大きさでありがん細胞の生存に不可欠な分子が漏れ出てくる。
研究者は「細胞膜の液体組成物を攻撃する癌治療は、がんに対する薬物治療の新しい道」だと述べている。
2014年に開催された第248回アメリカ化学会では、ヘビ、サソリ、ハチの毒の成分である「メリチン」が、今回の発見と同様の効果が得られるとして発表されている。
天然成分でがん細胞だけを攻撃出来る様になれば、がん患者の負担もかなり軽減される様になるだろう。

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