京都大学は2月9日、ヒトES/iPS細胞の大量培養を可能にする「布」を足場とした細胞培養基材の開発に世界で初めて成功したと発表した。この研究は、物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)の陳勇特定拠点教授、亀井謙一郎同特定准教授、劉莉同特定拠点助教らの研究グループが、グンゼ株式会社と共同で行ったもの。研究成果は蘭科学誌「Biomaterials」に掲載されている。ヒトES/iPS細胞は、再生医療や創薬などへの応用や実用化が期待されている。その一方で、従来のような培養皿やフラスコを用いた2次元細胞培...
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