勉強の為に引用しました。
一回の決戦では決着がつかないと見た場合、前後の2回の闘いで決着をつけることがあった。日本の歴史では「大坂の陣」がその典型である。関ヶ原の闘いに勝利し、幕府を開いたものの豊臣の力は根強く存在していたが故に2回の闘いで決着をつけるべく、計画されていたのだろう。そういう意味では今回の「コンピュータ監視法」を巡る攻防はまさに「大坂冬の陣」に当たるものであっただろう。当然、当初まとめて成立させようとしていた残りの「共謀罪」が提出されるのは目に見えている。
大坂冬の陣では戦後、外堀が埋められ、二の丸と三の丸が破壊された。和議を結んだように見せかけておいて政治的に敵を弱らせる家康の策略があった。それと同じようなことが行われようとしている。15日に渋谷において「ネットメディアと主権在民を考える会」の主催で「緊急座談会/コンピュータ監視法の実態と危険性を暴く」があった。私も署名活動を担当していた立場上、参加した。その帰りに何人かで飲みに行ったのだが、そのうちのひとりが帰りに某電車内で(本人いわくブスの女に)「あなた痴漢したでしょう?」と言いがかりをつけられ、一般人を装ったグループメンバーがホーム上で騒ぎ、通報されて「東京都迷惑防止条例違反」容疑で逮捕。あげくの果てに証拠不十分で18日に釈放。3泊4日の勾留でした。とても他人事とは思えません。しかし警察も人材不足です。私はてっきりとびっきりの美人が誘って来ると思っていました。警察なんて正義の組織などというのはテレビドラマだけの世界で実際は犯罪組織です。用心したいものです。昨日、釈放に立会った山崎さんからことの顛末を詳しく書いたメールが来ましたのでまもなくブログにアップされると思います。
官僚とか政府を性善説で見ているから、彼ら悪党の本音が見えないのです。官僚や政治家の98%は自分たちのエゴのために動いているのであって国民のことなど騙す対象としか見ていません。こんなあたり前のことが解らない国民が大多数なのでいつまで経ってもこの有り様なのです。
そもそもまともな災害対策もできない政府が本気でこの震災後のどさくさにコンピュータウィルスごときの「サイバーテロ」を防止するためにこんな法案を出して来ると考えるのはお人良しにしかすぎない。毎日新聞の論調などまったくそういうお人良し論でしかありません。「サイバー犯罪は急速に拡大し、深刻な被害をもたらしています。」「このような悪質なサイバー犯罪を防ぐ意味で、この法律の新設は吉報です。」「本法律の施行によって、悪質なサイバー犯罪が減ることを期待します。」阿修羅のコメント欄もこういう性善説のコメントも多いが批判的なコメントも見ることができる。「復興は進ませず、言論封殺だけススメル。お金がかからなくていいですね!」「この法律の危険性に何ら気づくことなく、単純にサイバーテロ抑止につながると喜ぶだけとは!!!! 少しは日本国憲法というものを勉強したらどうだ?!」「捜査機関は、自分の狙い定めた対象について裁判所の発行した令状なく、暗黙に記録を残し監視しできること。活動家に対する、微罪による家宅捜索、逮捕まですぐそことなります。国家機構の暴走を注視し止めようと広く訴える勢力が一網打尽の危機にさらされています。」
ウィルスなど法案を通すための建前にしかすぎないのですから、そんな建前を巡って議論したり対案を出すことなど無意味なのです。法案は狼のための羊のぬいぐるみでしかありませんから、ぬいぐるみのことを議論しても意味がないのです。多くのブロガーが自分たちの言論が狙われていることに気づかず、毎日の希望的論調と同じように感じているとしたらマスゴミとなんら変わりがありません。
私は痴漢なんてする元気はありませんからね。(笑)
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