TV電話で診察と服薬指導を開始！関連法を改正へ

勉強の為に引用しました。
https://pcareer.m3.com/plus/article/medication-counseling-through-videocalling/

政府は、テレビ電話での服薬指導により処方薬を購入できるようにする方針を固めた（読売新聞：「薬剤師指導ＴＶ電話も、沖縄の離島など想定」）。
秋の臨時国会で関連法の改正を進める見込み。
これは、一部の経済特区で適用するもので、東京の離島や沖縄県などでの実施が予定されている。

これまで医師による遠隔診療は認められていたが、薬剤師による遠隔での服薬指導は認められていなかった。そのため、薬局がない地域では薬剤師が患者の元に直接薬を届けており、遠隔服薬指導の容認を求める声が多かった。

少子化による人口の減少、さらに後期高齢化時代を迎えると、孤立化する市区町村が増加する可能性もある。
だとすれば、医療資源の偏りが生じることは想像に易い。「テレビ電話で服薬指導」が一般的となる時代も近いかもしれない。

しかし、テレビ電話での服薬指導は課題も多い。
対面での服薬指導と比べ、患者の様子を把握しづらいため、高いコミュニケーション能力が要されることが想定される。
薬剤師のコミュニケーション能力の向上については、薬キャリPlus＋でもたびたびお伝えしている。
是非、参考にしていただきたい。

◆枝川義邦氏
コミュニケーションスキルと脳科学

◆村尾孝子氏
鍛えよう!　薬剤師のコミュニケーションスキル

薬キャリ編集部 M.T.