2017年7月22日土曜日

ハトにエサやり男 ついに逮捕

ハトにエサやり男 ついに逮捕


7/21(金) 18:17
 ハトへのエサやりで、近隣住民とトラブルになっていた男が逮捕された事件です。
 男は、住民に注意されたことに腹を立て大けがをさせました。
 事件を防ぐことはできなかったのでしょうか。
 名古屋市の無職、村永義雄容疑者(61)は、今月11日、南区の公園でハトへのエサやりを注意されたことに腹を立て、76歳の男性を蹴ってろっ骨を折るなどの大けがをさせた疑いで、20日逮捕されました。
 「(エサをやるのを)やめろって私が声を出して言ったんですよ。そしたら走って来ていきなり蹴った。暴力を振るってきた」(被害者)
  名古屋市によりますと、最初に市に苦情が寄せられたのは今から10年前。
 その後も、村永容疑者がハトにエサをやり、羽根や糞で汚れて困っていると苦情が相次ぎ、去年3月、市が条例に基づき行政指導をしました。
 一方、警察も村永容疑者が行政指導に訪れた市の職員に水をかけたため、公務執行妨害の疑いで、任意で事情聴取。
 このときは「もうハトに餌をやらない」という趣旨の説明をしたということですが、村永容疑者がエサやりをやめることはありませんでした。
 「これを禁止する明確な法律、条令がないのが問題。抜本的な解決策はない」(三池哲二弁護士)
 こうしたトラブルを防ぐには警察や行政、そして地域住民が一体となって、粘り強く対処するしかなさそうです。

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