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資料の紹介
LANケーブルを通してデータ通信と同時に電力供給も行うPoE(Power over Ethernet)。最新規格となるPoE2(IEEE 802.3bt)では、前規格のほぼ3倍にあたる最大71.3Wの電力を供給できるようになり、大きな電力が必要な装置や大量の機器類への給電も可能となる。
このPoE2は、電話会議システムや温度センサー付き遠隔監視システムなどの産業用IoT機器を中心に、企業用途で急速に普及しつつある。同時に、それらIoT機器への給電と通信を行うPoE2対応ネットワークスイッチの需要が増えている。特に、より多くの接続ポートを持ち、信頼性も高い製品の開発が求められている。
本資料では、PoE2対応の給電装置(PSE)用チップセットとその活用方法について解説する。これを採用することで、最大48個のイーサネットポートに対応し、優れた効率、高い信頼性で電力を供給するPoE2対応ネットワークスイッチを実現できるという。受電装置側の小型化、熱の抑制、電力効率向上に向けたIC類についても紹介する。
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