2024年、最新の半導体素材
ペロブスカイトLEDは有機ELより1,000倍明るいです。ペロブスカイトは、分子に影響されやすく、熱で形が変わってしまう性質を持っています。分子や熱による影響を受けてしまうと、太陽光を吸収できる効率が悪くなってしまい、実用化は困難です。透明電極にグラフェンを使用すると耐久性が向上する可能性。ペロブスカイト太陽電池の性能と安定性を向上させる添加剤として、岡山大学が「ベンゾフェノン」を発見しました。
ガリウム砒素の半導体は、毒素を出すので地球環境を汚染致しますのでご注意! 窒化アルミニウムは、人工ダイアモンド半導体より低損失で御座います。アルミニウムはリサイクル率が高く毒素も少ないと思いますので、地球環境には優しいと思います。人工ダイアモンド半導体は、大地を汚染しませんが、リサイクルが難しい様で御座います。セルロースナノファイバー半導体は、食物繊維が原材料なので、地球環境を汚染しません。しかもリサイクル率が高い様で御座います。
- ハーバード大、充電サイクル6000回と充電時間10分を実現する全固体リチウム金属電池を開発。
- https://neovisionconsulting.blogspot.com/2024/01/600010.html
- 50万km走行で「劣化」はわずか5% VW、全固体電池のテスト公表。2024/01/07
- https://neovisionconsulting.blogspot.com/2024/01/50km5vw20240107_24.html
- ADEKAが世界初の800Wh/kg台、全固体電池、長寿命の理由も一部解明
- https://blog.norukia.jp/2023/12/04/adeka%e3%81%8c%e4%b8%96%e7%95%8c%e5%88%9d%e3%81%ae800wh-kg%e5%8f%b0%e9%9b%bb%e6%b1%a0%e3%80%81%e9%95%b7%e5%af%bf%e5%91%bd%e3%81%ae%e7%90%86%e7%94%b1%e3%82%82%e4%b8%80%e9%83%a8%e8%a7%a3%e6%98%8e-2/
2024最新の全固体と半個体電池
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1039Z0Q4A110C2000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1039Z0Q4A110C2000000/
「四半期ごとに情報を更新しないと追いつけないくらい、日本での工場の新設発表が連続している」――。半導体の国際団体SEMIのシニアディレクターであるクラーク・ツェン氏はこう驚きを隠さない。
2024年は日本各地で半導体新工場の稼働ラッシュが起こる。筆頭は台湾積体電路製造(TSMC)の子会社であるJASM(熊本県菊陽町)の第1工場だ。日本政府の「半導体熱」はしばらく収まりそうもない。21年から始まった政府からの手厚い助成の結果、準先端ロジック半導体やメモリー、パワー半導体、装置、材料に至るまで多数の工場が立ち上がってくる。
24年12月に稼働が始まる工場の目玉はなんと言ってもJASMの熊本県工場だろう。準先端半導体の量産のため、1兆円超の建設・設備費を投じ、政府がそのおおよそ半額を支援する大規模なプロジェクトである。日本ではこれまで、成熟品に近い40ナノメートルプロセスの半導体の量産が限界だった。この状況を打破するためにまず21年に発表されたのが、TSMCの日本誘致である。この稼働によって日本の半導体戦略がようやく始動すると言える。
業界はお祭り状態
「建設工事は近々完成。24年の生産開始を目標に、順調に進捗できている」とJASMの社長である堀田祐一氏は23年12月に、半導体の展示会「セミコン・ジャパン2023」の講演で述べている。この講演の会場は数百人規模の席が並んでいたが、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。工場周辺には装置メーカーや材料メーカーの拠点が集まる。10年で4兆円超という経済波及効果も期待され、半導体業界はまさにお祭り状態である。
もっとも、日本政府が支援するのはJASMのようなロジック半導体量産だけではない。半導体メモリーやパワー半導体の工場も24年に複数立ち上がってくる。
例えば、キオクシアと米ウエスタンデジタルは約2800億円を投じて、三重・四日市工場に建設した新棟で3次元フラッシュメモリーの量産を24年3月に開始する。これには政府からも最大で929億円の助成がなされている。
ルネサスエレクトロニクスは14年に閉鎖した山梨・甲府工場を稼働再開し、24年からパワー半導体を量産する予定である。東芝デバイス&ストレージ子会社の加賀東芝エレクトロニクスや、ローム子会社のラピスセミコンダクタもそれぞれ同年にパワー半導体工場を稼働する計画だ。
「政府として、日本における半導体の量産投資を引き続き全力で支援する」。岸田文雄首相は23年12月、セミコン・ジャパン2023のオープニングセッションにビデオ出演し、こう力を込めた。半導体業界への財政支援は、2024年以降もしばらく続きそうだ。
(日経クロステック/日経エレクトロニクス 久保田龍之介)
[日経クロステック 2024年1月5日付の記事を再構成]
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