2024年7月22日月曜日

白内障手術用の眼内レンズのミニウェル,ミニウェル プロクサ(ウェルフュージョン)は、近距離30cmのスマホから、夜間の自動車運転と左右片側の遠くが見える効き目のみ軽い乱視に対応致します。2種類のコンタクトレンズを使用致しますので、ハイコストですので、将来ハイブリッドな眼内レンズを研究開発して、格安で提供したいです。左右両目が軽い乱視の方には、ミニウェルと言う眼内レンズなら、近距離40cmのスマホから、夜間の自動車運転と左右の軽い乱視対応で御座います。左右両目の乱視がある方で、近距離40cmから夜間の自動車運転対応で宜しければ、イスラエル製のインテンシティと言う5焦点眼内レンズも御座います。既に白内障手術で単焦点眼内レンズを挿入された方には、アドオン(Add-on)と呼ばれる、眼圧が上がりにくい様に、しっかりと設計された追加可能な多焦点の眼内レンズがあるそうで御座います。助成金補助金も出して頂き、国民健康保険も適用して頂き、安いレンズと安い手術費用でご提供出来ると良いと思っております。子供用も研究開発販売して、子供から大人への成長に合わせて、段階的に、再手術して、眼内レンズの外枠を最初に付けて、内側の眼内レンズを段階的に、大きな物と入れ替えて交換していくアイデア、もしくは外枠を付けて内側のレンズが巻いて合って成長に、合わせて回転しながらレンズが大きくなるアイデアは、いかがでしょうか? エーオン代表。石 塚 正 浩。090−7555−5011

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  • ミニウェル,ミニウェル プロクサ(ウェルフュージョン)
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    https://neovisionconsulting.blogspot.com/2024/07/30cmadd-on.html

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    白内障手術で単焦点眼内レンズの手術を既に受けられた方には、再手術する方法の他にアドオンと呼ばれる追加する多焦点眼内レンズもあり、眼圧が上がりにくい設計となっておりますが、夜間の自動車運転には、未対応の可能性も御座います。
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    ウェルフュージョン(WELL Fusion)

    新しい多焦点眼内レンズの規格として、ウェルフュージョンシステムという光学デザインが登場しました。

    通常、白内障手術は1眼ずつ行い、片眼の見え方の様子を見てから次どのような眼内レンズを入れるかを決めます。

    それに対して、ウェルフュージョンでは、互いの性能を補完し合うデザインの2つの眼内レンズを1セットとして両眼に挿入します。

    多焦点眼内レンズが持つ特有の欠点をお互いのレンズがカバーし合うことで、良好な視力を目指す白内障手術の新しいアプローチとして注目されています。

    この記事では、フェルフュージョンで使用される眼内レンズ「ミニウェル(Mini WELL)」のレンズ規格や特徴、考えうる欠点、費用について詳しく解説します。

    この記事で解説していること

    • ✔ウェルフュージョンシステムとは何か
    • ✔ウェルフュージョンシステムで使用される眼内レンズ(ミニウェル)について
    • ✔ウェルフュージョンの欠点とは
    • ✔手術費用について
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    ミニウェル(Mini WELL)とは

    ウェルフュージョン(WELL Fusion)システムを紹介する前に、システムで用いられる眼内レンズ「ミニウェル(Mini WELL)」について紹介します。

    ミニウェル(Mini WELL)

    イタリアのSIFI MedTech社から発売されている焦点深度拡張型(EDOF)の多焦点眼内レンズです。

    従来のミニウェル(Mini WELL)に続き、ミニウェル プロクサ(Mini WELL PROXA)が登場し、現在2種類のミニウェル(Mini WELL)があります。

    多焦点眼内レンズは、メガネへの依存度を減らし、白内障と老眼の同時改善が可能です。一方で、複雑なレンズの構造上、ハロー・グレアやコントラス感度の低下など、光の錯乱による見え方の質の低下などの課題を抱えているレンズも少なくありません。

    ミニウェル(Mini WELL)では、目に入ってきた光を振り分けることのない見える範囲を拡張した連続的な構造・焦点深度拡張型(EDOF)のレンズとなり、コントラス感度を比較的維持した見え方かつハロー・グレアが生じにくいというメリットがあります。

    ただし、焦点深度拡張型(EDOF)の眼内レンズの欠点として30cm程度の近方の見え方が弱い傾向にあります。近方においては、メガネの装用が前提となりますので、近くを裸眼で見たいという患者様には推奨外の眼内レンズでした。このミニウェル(Mini WELL)の弱点を補完するために登場したのが、ミニウェル プロクサ(Mini WELL PROXA)です。

    ハロー・グレアとは

    光の周りに輪がかかったようにぼやけて見える現象をハロー、光がにじんで広がって見える現象をグレアといいます。光が眼内レンズを通過するときの乱反射が原因とされてます。多焦点眼内レンズの場合、光を遠近に振り分けるレンズの複雑な構造上、ハロー・グレアが起きやすくなります。

    焦点深度拡張型(EDOF)レンズとは

    EDOFとは、Extended Depth of Focusの略で、日本語では焦点深度拡張型といいます。多くの多焦点眼内レンズは、複数距離にピントを合わせるために目の中に入ってきた光を散らすような構造を持っていますが、EDOFレンズは光を分散させない連続的で見える範囲を拡張させる構造になっています。そのため、スムーズかつ自然で、コントラス感度が低下しにくい、ハロー・グレアが起きにくいなどの特徴を持ちます。ただし、近方の見え方が弱いという弱点もあります。

    ミニウェル(Mini WELL)

    ミニウェル レディ(Mini WELL READY)
    名称ミニウェル(Mini WELL)
    光学部デザイン焦点深度拡張型(EDOF)
    焦点距離(ピント)40cm~遠方
    乱視矯正
    ハロー・グレアほとんどない
    生産国イタリア
    メーカーSIFI MedTech社
    素材Copolymer(親水性と疎水性の共重合体アクリル)
    矯正範囲乱視なし:0~10.0D(1.0D刻み)/10.0~30.0D(0.5D刻み)
    乱視あり:7.0D~32.0D(0.5D刻み)

    ミニウェル プロクサ(Mini WELL PROXA)

    ミニウェル プロクサ(Mini WELL PROXA)
    名称ミニウェル プロクサ(Mini WELL PROXA)
    光学部デザイン焦点深度拡張型(EDOF)
    焦点距離(ピント)30cm~遠方
    乱視矯正×
    ハロー・グレアほとんどない
    生産国イタリア
    メーカーSIFI MedTech社
    素材Copolymer(親水性と疎水性の共重合体アクリル)
    矯正範囲乱視なし:0~10.0D(1.0D刻み)/10.0~30.0D(0.5D刻み)

    ウェルフュージョン(WELL Fusion)システムとは

    ウェルフュージョン(WELL Fusion)システムとは

    フェルフュージョン(WELL Fusion)システムとは、先の項で紹介したMini WELLを優位眼に挿入し、Mini WELL PEOXAを非優位眼に挿入することで、互いの持つレンズの特徴を補完する独自の光学システムです。

    フェルフュージョンでは、老眼の矯正とともに距離や光環境に左右されずにメガネへの依存度を減らすように設計され、焦点深度拡張型 (EDOF)と多焦点眼内レンズの弱点の克服した新しいコンセプトの多焦点眼内レンズです。

    ウェルフュージョン(WELL Fusion)の特徴

    ウェルフュージョン(WELL Fusion)システムには大きく3つの特徴があります。

    2枚1対の無駄のないレンズ設計

    Mini WELLの2種のレンズは、モノビジョン(片方の目を遠方が見えるように合わせ、もう片方の目を近方を見えるように矯正し、両目で近くも遠くも見えるようにする方法)と異なり、初めから2枚1対として両眼に挿入することが想定されているため、視覚に隙間のない自然な見え方が可能です。

    従来のMini WELLでは懸念となっていた近方(40cmおよび33cm)の見え方についても概ね良好な結果が得られていると報告されています。

    多焦点眼内レンズ特有の弱点を克服

    現在、多種多様な眼内レンズが登場していますが、強みもあれば弱みもあります。
    下記に、焦点深度拡張型(EDOF)と多焦点眼内レンズ(主に屈折,回折型のレンズ)の一般的な弱みについて紹介します。

    焦点深度拡張型 (EDOF)の弱み

    • 近方の見え方が弱い
    • 術後もメガネの装用が前提となっている

    多焦点眼内レンズ特有(※1部除く)の弱み

    • ハロー・ グレアの自覚
    • コントラス感度の低下

    ウェルフュージョン(WELL Fusion)システムでは、先の項で触れたように2枚1対となるレンズ設計となっており、焦点深度拡張型(EDOF)と多焦点眼内レンズの弱みを、互いのレンズが補完することによって克服しております。

    ミニウェル(Mini WELL)が遠方と中間に最適化され、ミニウェル プロクサ(Mini WELL PROXA)が近方に最適化されたデザインとなっています。

    距離や光条件に左右されない安定した見え方

    ウェルフュージョンシステムにおける平均視力の数値は距離を問わず一貫して高く、ムラがありません。ムラがないということは視力のギャップがないことを意味し、ハローやグレアなど視覚障害が起きにくいということです。

    また、コントラス感度のパフォーマンスも優れており、光の条件によって見え方が損なわれることもほとんどないと報告されています。

    ウェルフュージョン(WELL Fusion)のデメリットは?

    ウェルフュージョン(WELL Fusion)は、両眼セットのコンセプトのレンズ設計になったことで、従来の多焦点眼内レンズの弱点を克服しました。
    現時点(2024年時点)では、国内での挿入実績が多くないため、現状で分かっていることと想定しうる欠点(デメリット)について簡単に紹介します。

    片方の目の角膜乱視が少ない必要がある

    現在、ミニウェル プロクサ(Mini WELL PROXA)は乱視矯正に未対応のため、両目に強い角膜乱視がある方は適応外となります。

    挿入実績が少ない

    現在、国内でウェルフュージョン(WELL Fusion)の挿入実績はまだ多くないのが実情です。

    挿入実績が少ないということは、今後どういった問題が起きうるか分からない、判断するのに十分なデータが得られていないということになります。

    費用が高額

    ミニウェル(Mini WELL)は、現在国内未承認レンズとなり、自由診療(完全自己負担)となります。
    保険診療や選定療養対象の眼内レンズと比較すると高額になります。

    片目を既に白内障手術をおこなっている場合には適応外となる

    ウェルフュージョン(Well Fusion)は、2枚1セットの光学システムとなるため、既に片方の眼を白内障手術を終えている場合には適応となりません。

    費用

    ミニウェルは、国内未承認の眼内レンズとなりますので、保険適用外(完全自己負担)となります。

    ミニウェル(Mini WELL) 乱視なし550,000円(税込)
    ミニウェル(Mini WELL) 乱視あり
    616,000円(税込)
    ミニウェル プロクサ(Mini WELL PROXA)
    550,000円(税込)

    現在、ミニウェル(Mini WELL PROXA)に乱視用はありません。
    上記の料金には眼内レンズと別に手術費用も含まております。

    当院の白内障手術

    当院で行う白内障手術は、当院院長の福岡佐知子医師が全て執刀します。
    これまで眼科専門病院に17年間在籍し、白内障の中でも難症例や合併症を有する症例を得意とし、手術難易度の高い症例に対しても豊富な執刀経験を持っています。

    白内障手術で使用する眼内レンズについては院長自ら厳選したレンズのみを採用しています。

    眼内レンズ選びは、白内障手術後の生活の質に直結します。当院では、医師をはじめ眼内レンズに精通したスタッフが複数名在籍しております。

    LINEでの無料相談も実施しておりますので、お気軽にご利用くださいませ。

    白内障手術

    院長 福岡 佐知子 医師
    日本眼科学会認定 眼科専門医

    まとめ

    ウェルフュージョン(WELL Fusion)では2枚の眼内レンズを1セットとすることで焦点深度拡張型(EDOF)眼内レンズと多焦点眼内レンズのそれぞれの弱点を克服し、白内障手術においてこれから多くの方に選ばれる眼内レンズの1 つになることが期待されます。特に夜間運転をする方や光の錯乱による見え方の質を下げたくないという方にはおすすめのレンズです。

    一方で、ミニウェル プロクサ(Mini WELL PROXA)は乱視未対応のため、レンズを入れる方の目は角膜乱視が少ない必要があったり、既にミニウェル(Mini WELL)以外の眼内レンズで白内障手術を実施している場合には適応にならなかったりと対象となる方を選びます。

    また、歴史が浅い点も考慮する必要があるでしょう。

    当院では医師をはじめとして眼内レンズに精通したスタッフが複数名在籍していますので、患者さまのライフスタイルに合った眼内レンズのご提案や、患者さまと共にレンズ選択を大切にしています。

    当院では、遠方からの患者様も多いため、無料のLINE相談も承っております。
    眼内レンズの選択でお困りの方、白内障手術後の見え方に違和感がある方はお気軽にご活用ください。

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    記事監修者について

    日本眼科学会認定 眼科専門医

    眼科医 福岡 佐知子

    眼科専門病院で17年間勤め、眼科医療の最前線で幅広い専門分野、年齢層の手術に対して多数の執刀実績を持ちます。難症例や合併症を含む白内障手術から眼科手術で最も難しい手術とされる硝子体手術を得意としています。また、国内で眼科医にレーシックやICLの技術的指導を行うインストラクターとしても活動をしています。

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