ここ数年、Appleが「iPhone」のLightningポートを廃止してUSB Type-C(USB-C)を採用する可能性があるとのうわさが飛び交っている。同社が多くの製品で段階的にUSB-Cへの移行を進めているからだ。そうした中、Appleの情報に詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏は米国時間5月11日のツイートで、2023年にリリースされるであろう「iPhone 15」でUSB-Cが採用される可能性があるとの予測を示した。
提供:Angela Lang/CNET
「私の最新の調査によると、2023年後半の新型iPhoneではLightningポートが廃止され、USB-Cポートに切り替わる」と、Kuo氏は調査に関する具体的な情報を示さずに述べた。さらに、「USB-Cはハードウェアの設計上、iPhoneの転送速度と充電速度を向上させられる可能性がある」との見解を示した。
Appleはコメントの依頼に応じなかった。
これが事実だとしても、業界内で以前からあったうわさなので大きな意外性はなさそうだ。Appleは、2015年の「MacBook」、2018年の「iPad Pro」、2020年の「iPad Air」、そして2021年の「iPad mini」など、多くの製品でUSB-Cへの移行を進めてきた。
USB-Cはエレクトロニクス業界で広く使われている業界標準のため、複数のデバイス間でデータを転送でき、充電器も1つあれば足りる。2021年には最大240Wの給電に対応するようアップデートされ、ゲーミングノートPC、ドッキングステーション、4Kディスプレイなど消費電力が大きいデバイスをUSB-Cで接続できるようになった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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