コメント:Python単体では、実行速度は遅いですが、FastAPIをSETで使用する事で、
Go言語のGinフレームワーク並みに、高速で動作致します。
WEBプログラマー&ITコンサルティング
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石塚 正浩
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上位4言語はレーティング上昇
TIOBE Softwareはプログラミング言語の人気ランキング「TIOBEインデックス」の2022年8月版を発表した。「Python」「C」「Java」「C++」という上位4言語のレーティングが、2021年8月比で大きく上昇した。
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ソフトウェア品質の評価と追跡を手掛けるTIOBE Softwareは2022年8月7日(オランダ時間)、2022年8月版の「TIOBEプログラミングコミュニティーインデックス」(通称「TIOBEインデックス」)を発表した。
TIOBEインデックスはプログラミング言語の人気を示すランキングで、同社が毎月更新している。今回は「Python」が過去最高の15.42%のレーティングを獲得し、首位を維持した。2~4位の「C」(14.59%)、「Java」(12.40%)、「C++」(10.17%)も、いずれも2022年1~8月で最高のレーティングを記録した。
2021年8月と2022年8月の「レーティングの上昇幅」を比べると、上位4言語(Python、C、Java、C++)が群を抜いて高かった。Pythonは3.56ポイント増、Cは2.03ポイント増、Javaは1.96ポイント増、C++は2.81ポイント増となった。
Pythonと2位のCのレーティング差は2022年5月、6月と縮小したが、7月、8月とまた広がりつつある(8月は0.83ポイント差)。同様に、3位のJavaと4位のC++のレーティング差も5月、6月と縮小したが、7月、8月と広がっている(8月は2.23ポイント差)。一方、C++と5位の「C#」の差は5月以降、一貫して広がっている(8月は4.58ポイント差)。
Pythonの人気はどこから来るのか
TIOBE SoftwareのCEOであるポール・ジャンセン氏は、次のように解説している。
「Python人気はとどまるところを知らないようだ。現在、Pythonが広く使われていないプログラミング分野を見つけるのは難しい。唯一の例外は、セーフティクリティカル(安全性が極めて重要)な組み込みシステムだ。Pythonは動的型付け言語であり、(この用途には)遅過ぎることが理由だ。そこで現在では、パフォーマンスが高いCやC++といった言語も人気を博している。TIOBEインデックスの他の言語については、それほど大きな動きはなかった。『Swift』と『PHP』はそれぞれ11位、10位となり、順位が再び入れ替わった。『Rust』はトップ20に近づき、『Kotlin』はトップ30に戻り、Googleの新言語『Carbon』は192位に入った」
51~100位のプログラミング言語については、順位の差が比較的小さいとして、次のようにアルファベット順に列挙している。
「Agilent VEE」(Keysight VEE)、「Alice」「Arc」「ATLAS」「BlitzMax」「C shell」「CFML」「Cg」「Ch」「CHILL」「CL(OS/400)」「Clojure」「CLU」「DIBOL」「Elixir」「Erlang」「F#」「Fantom」「Forth」「Hack」「Ioke」「LabVIEW」「Ladder Logic」「Lasso」「LiveCode」「LPC」「m4」「Max/MSP」「MDX」「Maya Embedded Language(MEL)」「Modula-2」「MOO」「MQL5」「Nim」「Occam」「PL/I」「POV-Ray」「Processing」「Programming Without Coding Technology(PWCT)」「Q」「REBOL」「Small Basic」「Solidity」「SPARK」「Squirrel」「Tcl」「Uniface」「Vala/Genie」「VBScript」「X++」。
主要言語の人気の長期的な盛衰は?
TIOBE SoftwareはTIOBEインデックスの過去12カ月の平均順位における上位10言語の他、知名度の高い4言語については5年ごとの順位もまとめている。過去20~25年でPython、Java、C#、「JavaScript」が大きく順位を上げている。CとC++も根強い人気を保っていることが分かる。
TIOBEインデックスは言語の優劣を示すものではない
TIOBEインデックスのレーティングは、世界の熟練エンジニア、学習講座、サードパーティーベンダーの数に基づいて算出されている。レーティングの計算には、GoogleやBing、Baiduなど広く普及した検索エンジンが使われている。
なお、「TIOBEインデックスは『どのプログラミング言語が優れているのか』『どの言語で書かれたコードの行数が多いのか』を示すものではない」と、TIOBE Softwareは説明している。
同社はTIOBEインデックスの使い方として、「自分のプログラミングスキルが時流に合っているかどうかをチェックする」「新しいソフトウェアシステムを作り始めるに当たって、どのプログラミング言語を採用するかという戦略的判断に役立てる」といった例を挙げている。
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