沖縄県の石垣島と西表島の間にある国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」で起きている大規模な白化現象で、少なくとも一部白化したサンゴが97%に達し、死滅しているものが56%に上ることが分かった。環境省が10日までに調査結果を公表した。海水温の高い状態が続き、サンゴの中に生息して栄養を補給している褐虫藻が失われたことが原因とみられるという。
調査は9月29日~10月4日に35地点で実施。7月下旬~8月中旬の前回調査では、白化は89%で、死滅は5%にとどまっていた。環境省は、23%のサンゴが完全に白化しており、今後多くが死滅すると予想している。
0 コメント:
コメントを投稿