2017年01月30日 07:03 Techable
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妊娠初期でも、これを身に着けることで妊娠中であることを周囲に伝えられるのが利点だが、車内が混雑していると、マタニティマークが多くの乗客から見えづらく、座席を譲るなど、必要なサポートにつながらない面も指摘されている。
・モバイルアプリ版マタニティマークがロンドンで誕生
「Babee on Board(ベイビー・オン・ボード)」は、英ロンドンのイノベーションコンサルティング会社「10x」が開発したモバイルアプリ版のマタニティマークだ。
妊娠中のユーザが利用する「Request Seat(リクエスト・シート)」と妊婦に座席を譲る意思のある一般ユーザが使う「Offer Seat(オファー・シート)」との2つのアプリで構成。
電車などに乗車した妊婦が、スマホアプリ「Request Seat」の画面ボタンをタップし、“席を譲ってほしい”という意思を示すと、Bluetoothを通じて、半径15フィート(約4.5メートル)以内にいる「Offer Seat」のユーザに、座席を求めている妊婦がいることが通知される仕組みとなっている。
・日本の大都市圏でも活用できそう
「Offer Seat」は無料アプリである一方、「Request Seat」は3.99ポンド(約566円)の有料アプリ。
収益はすべて、発展途上国の子どもへのサポートに取り組む「Project Healthy Children」に寄付される。
「Babee on Board」のように、モバイル端末とデジタルネットワークを組み合わせた、モバイル時代ならではのマタニティマークは、日本の大都市圏でも大いに活用できそうだ。
Babee on Board
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