2022年5月8日日曜日

SNSにはいわゆる「GAFA勤務」の人が沢山いますが、GAFAの日本法人ではアメリカ本社と同じように面白い仕事や世界にインパクトを与えるような仕事ができるのでしょうか?

石塚 正浩によるコメント:GAFA+Microsoftなど外資系グローバルカンパニー全体に言える事だと思います。

Shin Kusanagi

回答させてください。私はGAFAではありませんが、GAFAだけではなく、アメリカのIT系会社全てに当てはまる話だと思います。結論は、日本法人にいる限り、世界にインパクトを与える仕事を、手伝える、というレベルだと思います。

会社としては世界を変えうるサービスや製品を作っています。それらを企画し開発しているのは、アメリカのIT系であればアメリカが主体で、たまにインド、イスラエル、などに開発チームがあります。ではその日本法人は何をするかというと、それら製品やサービスを、日本市場で販売する仕事をしています。日本法人では、製品を企画したり、開発するような仕事はまずありません。日本法人には、営業、マーケティング、サポート、サービス、の機能はありますが、開発の主体になるようなことはGAFAだけではなく、ほぼ全てのアメリカ系IT会社でありません。

日本法人の重要な機能の一つとして、日本市場からのリクエストを聞き入れ、製品や機能に反映させるというものがあります。しかし、それも決定権を持っているのは、アメリカの本社です。一部日本に開発がいる会社もあるでしょうが、それも日本向けのローカライズやカスタマイズのためであり、インターナショナルな市場に向けた製品を作るわけではありません。

つまらないな、という意見もあると思います。世界を変える当事者になりたいなら、アメリカの本社で働くべきです。私自身は、製品を実際に作るアメリカの天才達と接することで、自分はこの人たちの手助けをしよう、と思うことができました。それも意味のある仕事だ、と自分で納得しています。私は営業寄りの仕事なので、アメリカで製品を作るようなことはこの先もありませんが、アメリカの天才達と混じって、世界にインパクトを与える製品を作るなんて、とても夢のある、なんともうらやましい話だと思います。

そしてあるいは、日本国内から、GAFAにも比肩する世界にインパクトを与えるサービスや製品を作るんだ、という人がもしいるならば、私もなんとか力になりたいものだ、と思います。


追記です。Yuki Sonodaさんの回答をみて、外資系に勤め、世界にインパクトを与えたいと思いながら日本国内で開発をしてらっしゃる方々を揶揄するような回答だったかもしれないと、反省しました。皆それぞれの立場で、世界に貢献したいと考えていて、それぞれの立場を心から尊敬します。世界にインパクト、という部分に私はこだわりすぎたかもしれませんね。

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