https://news.yahoo.co.jp/articles/017692704282087f880493722222123249792227
配信
USB Type-C端子を備えるスマホの急速充電に必要という「USB PD」という規格。USB Type-Cケーブルで利用できる。「PD」は「Power Delivery」の略で、近年販売されているスマホには「USB PD Revision 3.0」という規格が採用されている場合が多い。 【画像】USB Type-C PDの意味 従来のUSBバージョンより、さらに給電能力を高めるために定められた規格で、5/9/15/20Vの電圧に最大3Aまたは20Vの場合で最大5Aの電流を組み合わせて給電する。「最大100W対応」の場合、20V5Aで給電していることになる。 60Wを超える電力を供給できるケーブルの場合、ケーブルの製造者情報などを記録したICチップ「eMarker」の搭載が必須となっている。eMarkerから読み出した情報と送電/受電側機器の情報から電力制御を行う。 eMarkerについては、当初規格に準拠したメーカーの情報を不正にコピーした「海賊版ケーブル」が出回り、2016年にUSB 3.0プロモーターグループが「USB Type-C Authentication」という仕様を発表した。これにより、給電やデータ転送時に認証が可能となり、不正コピーケーブルや充電器、端末に対するセキュリティが用意されたという。
0 コメント:
コメントを投稿