2024年6月30日日曜日

砂漠の空気から1日1.3Lの飲料水が作れる新技術!被災地の活躍も期待! 2024.06.29 SATURDAY

私たちにとって「水道蛇口のハンドルをひねれば水が出る」ことは当たり前ですが、世界的に見るとそうでもありません。

実際、世界人口の約3分の2が水不足に悩まされており、「2030年までに世界の年間水需要の約40%は満たされない」とも推定されています。

また、水道設備が整っている日本であっても、被災地では、水を十分に利用できない状態が続くものです。

こうした課題に取り組むため、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)に所属するシャンユー・リー氏ら研究チームは、大気中から水を集める新しいシステムを開発しました。

従来のシステムの2~5倍の飲料水を生産できると考えられており、砂漠のような極度に乾燥した地域でも活躍するようです。

研究の詳細は、2024年6月26日付の科学誌『ACS Energy Letters』に掲載されました。

Small, adsorbent ‘fins’ collect humidity rather than swim through waterhttps://www.eurekalert.org/news-releases/1048856?Harvesting Drinking Water From Air With Innovative Absorbent Finshttps://scitechdaily.com/harvesting-drinking-water-from-air-with-innovative-absorbent-fins/
Design of a Compact Multicyclic High-Performance Atmospheric Water Harvester for Arid Environmentshttps://doi.org/10.1021/acsenergylett.4c01061



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