https://newswitch.jp/p/42059
フェローテックマテリアルテクノロジーズ(東京都中央区、山村丈社長)は、デオキシリボ核酸(DNA)やリボ核酸(RNA)の抽出作業に優れたバイオメディカル用磁性ビーズ「Ferrobeads(フェロビーズ)」を開発した。磁性流体の磁気応答性が優れるため、PCR(DNAポリメラーゼ連鎖反応)で核酸の増幅量をリアルタイムに測定する手法「リアルタイムPCR」などの前工程において、検査能力の向上が期待できるという。
https://newswitch.jp/p/42059
フェローテックマテリアルテクノロジーズ(東京都中央区、山村丈社長)は、デオキシリボ核酸(DNA)やリボ核酸(RNA)の抽出作業に優れたバイオメディカル用磁性ビーズ「Ferrobeads(フェロビーズ)」を開発した。磁性流体の磁気応答性が優れるため、PCR(DNAポリメラーゼ連鎖反応)で核酸の増幅量をリアルタイムに測定する手法「リアルタイムPCR」などの前工程において、検査能力の向上が期待できるという。
31日に発売する。価格は個別見積もり。人口の多い中国やインドを中心に国内外の医療検査装置メーカーに提案し受注を目指す。
開発したフェロビーズ「SHシリーズ」は、二酸化ケイ素成分でコーティングされた磁性ビーズ。唾液や血液などの検体をフェロビーズと混ぜ、検体内に存在する極めて微量のDNAやRNAをフェロビーズ表面に吸着させる。その後、磁性を用いて効率良く洗浄し、純度の高いDNAやRNAを抽出する仕組み。
磁性ビーズは従来に比べて小さく、同じ体積量でも個数が多くなるため、大きな表面積になる。このため優れた抽出能力を実現できる。また磁性流体を50年以上研究してきた知見があるため、磁気応答性が他社製に比べ優れているという。
0 コメント:
コメントを投稿