が ん
全身と臓器別のがん検査
ドゥイブスと最適な検査
死亡順位:厚生労働省「令和元年(2020)人口動態統計」 に基づく
●ドゥイブス(DWIBS) 検査とは…
MRIの高性能化によって可能となった「全身のがん検査」です。 同様の「全身のがん検査」を行うPET-CTと比較すると、 PET-CTは悪性腫瘍(がん)がエネルギー代謝(糖代謝)の高いことに着目し悪性腫瘍を検索するのに対し、DWIBSは悪性腫瘍が細胞密度の高い(細胞と細胞の間が狭い)ことに着目し細胞間の水の動きをもとに悪性腫瘍を検索します。
PET-CTのように、全身のがんを撮影する新しい検査法です。
DWIBSとPET-CTの比較表
| DWIBS | PET-CT |
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注 射 | な し | 検査薬を静脈注射 |
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食事制限 | な し※ | 検査前絶食やインスリン制限 |
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X線によるダメージ | な し | 注射薬と放射線の2重被ばく |
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検査時間 | 約30分 | 注射を含め約3時間 |
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検査後処置 | な し | 放射能が下がるまで待機 |
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糖尿病患者 | 検査可 | 検査できない場合がある |
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※腹部臓器の検査精度を向上させるために食事制限をお願いすることがあります。
DWIBSとPET-CTのがん診断比較表
◎:最適 ◯ :可能 △:不向き ×:不可能死亡順位:厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計」 に基づく
比較は当院での撮影に基づく
●乳がん検査
・Tシャツを着たままで撮影ができます。
・乳房を圧迫しません。
・従来のMRIマンモグラフィーのような造影剤は使用しません。
心筋梗塞
働き盛りの突然死で最も多い原因は心筋梗塞です。
冠動脈CTで心筋梗塞を予防。
心疾患(心筋梗塞)は日本人死因の第2位で、働き盛りの人の突然死で最も多く、その内3割は前兆もなく突然に発症しています。
冠動脈CT(マルチCT)で冠動脈の狭窄の状態を把握して心筋梗塞を予防します。
脊 椎
脊椎(背骨)をMRIで詳細に検査し運動機能を維持
脊椎(背骨)の病気は、二足歩行をする人類の宿命的な病気です。 加齢的な変化で頚部(首)や腰部(腰)に障害を起こし、老年期の生活の質を左右します。 腰痛症、頚椎症、椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症など種々の病気がありますが、 MRIによる詳細な検査で最適な脊椎疾患の予防管理ができます。
正常時頚椎とストレートネック |
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72歳 男性 腰椎椎間板ヘルニア画像 |
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認 知 症
認 知 症(アルツハイマー型)を予知・予防
認知症はその前段階である「軽度認知障害(MCI)」を早期に発見することが重要です。血液検査(軽度認知症検査)とMRI画像(VSRAD、海馬の萎縮)を合わせ、MCIを早期に診断しアルツハイマー型認知症を予知・予防します。
大 腸 が ん
大腸がんの早期発見は大腸内視鏡です。
眠ったままで検査。その場でポリープを切除できます。
大腸3D-CT検査(バーチャル内視鏡)は実際に内視鏡を使わずに、大腸を検査することができます。
大腸内視鏡と大腸3D-CTの比較表
| 大腸内視鏡 | 大腸3D-CT |
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前日処置 | 検査食に切り替えて下剤内服 | 錠剤とシロップ内服 |
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検査前処置 | 3時間かけて下剤2ℓ内服 | な し |
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検査時間 | 30分 | 15分 |
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ポリープ検出 | 5ミリ未満も可能 | 5ミリ以上 |
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ポリープ切除 | 可 能 | 不 可 |
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痛み、苦痛 | あ り(鎮静剤使用可) | な し |
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放射線被ばく | な し | あ り |
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胃 が ん
経鼻胃内視鏡で早期発見。早期に発見すれば治癒率の高い病気です。
当院では経鼻内視鏡を導入。鼻腔からカメラを通すため、嘔吐反応(吐き気)が少なく苦痛が緩和されています。検査中は会話することも可能です。
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