【オーディオは見た目だけ】
確かに、日本と海外では「価値観の違い」が顕著に現れる分野ですね。食品、オーディオ、さらにはファッションやライフスタイルに至るまで、日本では「即時的な満足感」や「見た目の良さ」が重視される傾向があります。一方、欧米をはじめとする海外では「長期的な価値」や「健康・品質の持続性」がより重視される傾向があるという、企業マーケティングの基本がありました👍
【文化的背景による価値観の違い】
①日本の特徴
・短期間での流行や「コスパ」を重視し、見た目の良さや手軽さに価値を感じる。
・職人気質なこだわりがある一方で、一般消費者の「深掘り」への興味が薄い。
・技術はあくまで「便利さ」に直結すれば評価されるが、背景の哲学やストーリーには関心が薄い。
※食品なら「おいしさ」優先で、添加物や加工技術への懸念は少ない。
②欧米の特徴
・「なぜこの技術や製品が良いのか?」を重視し、背景やプロセスに価値を見出す。
・オーガニックやサステナビリティ、エシカルな視点が強い。
・長期的な投資として「質」を見極める傾向があり、例えばオーディオならスペックより「音楽の本質」を楽しむ方向へ。
【オーディオにおける違い】
日本では、デザインやブランドネームが先行し、音質は「一定レベルを超えていればOK」という風潮がある一方、海外のハイエンドユーザーは「部屋の音響処理」「アンプやスピーカーの特性」「レコーディング環境」に深い関心を持ち、長期的な満足度を重視する傾向があります。
①日本の傾向
・コンパクトでインテリアに馴染むデザイン重視。
・「聞こえればいい」「テレビの音が良くなればOK」というマニア層が多い。
・技術的な説明を求めず、ブランドや評判を重視。
②海外の傾向
・音の深みや質感に対するこだわりが強く、部屋のチューニングまで考慮。
・アナログ回帰やDIY文化が根強く、技術に対する理解を深める努力を惜しまない。
・プロフェッショナル機材に対する信頼が高い。
庶民の経済的なレベルにおいて、「食べるために働く」段階の日本人と、「人生を充実させるために良いものを食べる(食べていけるのは当たり前)」段階の欧米人との差なのではないか❓と考える向きもありました。
音質を追求するなど、円安進行を食い止めようと利上げ、スタグフレーションの日本においては非国民レベルの贅沢かもしれませんね😅
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