2025年1月20日月曜日

世界中の砂漠に植林できる植物を遺伝子改良してしてできた植物を植えれば、地球温暖化対策できませんか?

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地上に最初の植物が上陸したのが五億年ほど前のこと。

それから何度も氷河期や高温期を繰り返し、陸地が全部1箇所に集まったり再び離れたりして大きな気候変動を繰り返す中で植物は熱帯雨林から高山地帯やほぼ一年中雨の降らない乾燥地帯にまで突然変異や変種や進化と呼ぶ適応競争を繰り返して生存領域を広げて来ました。

その結果が現在の地球上の植生分布なのです。

そのため人類が数十年ぐらいで慌てて遺伝子改良して乾燥に強い植物の品種を開発しようとしても、今のアフリカや南米の乾燥地帯に生育する灌木やサボテン等の多肉植物以上に乾燥環境に適合するものは出て来るとは考え難いです。

何故ならば今の乾燥地帯の植物は数億年間の長きに渡り、地球上のありとあらゆる過酷な環境で揉まれて淘汰されて来た生存競争の結果の生き残りだからです。

もっとハッキリ言えば、なぜ現在の乾燥地帯に元気に生える植物が少ないのかと言えば、光合成の大事な材料となる「水」が根本的に不足しているから。

「先ず水を与えよ、さらば生い茂らん」と言うのが植物界の第一原理です。

そして「ゴチャゴチャ言っていないで水を引こうや」と立ち上がった日本人医師がここに。

「そーら、水が来たぞ」と惚れ惚れするようなドヤ顔ですね。

たった10年でこの成果です。

中村哲さん、あなたの功績は忘れません。

追記∶流域周辺で「死の谷」と言われていたガンベリ砂漠も中村さんとその仲間による取水堰と用水路の建設の成果で農地化され、今では合計65万人の人口を養う農業地帯となっているそうです。

追記∶12月4日で射殺されて5年が経ちました。合掌

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