2025年3月28日金曜日

テスラの自動運転はグーグル系ウェイモと「勝負にならない」未熟さ。数年で追いつくのは無理、と前CEO

https://www.businessinsider.jp/article/ex-waymo-ceo-john-krafcik-tesla-cybercab-robotaxi-av-compeition-2025-3/

https://www.businessinsider.jp/article/ex-waymo-ceo-john-krafcik-tesla-cybercab-robotaxi-av-compeition-2025-3/


Lloyd Lee原文](翻訳・編集・情報補足:川村力)

Mar 28, 2025, 7:05 AM

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アルファベット(Alphabet)傘下のウェイモ(Waymo)が開発した自動運転システムを搭載した中国の電気自動車(EV)ブランド「ジーカー(Zeekr)」の車両。
アルファベット(Alphabet)傘下のウェイモ(Waymo)が開発した自動運転システムを搭載した中国の電気自動車(EV)ブランド「ジーカー(Zeekr)」の車両。
Andrej Sokolow/dpa via Reuters Connect

退任を控えた2021年春、グーグル(Google)兄弟会社で自動運転技術を手がけるウェイモ(Waymo)のジョン・クラフチック最高経営責任者(CEO)は、テスラ(Tesla)を「実に優秀な運転支援システム」を持つ自動車メーカーと揶揄(やゆ)し、ロボットタクシー開発競争の真の競合相手との世間の見方を一蹴した。

あれから4年が過ぎた今も、クラフチック氏のテスラ評は変わっていない。同氏はBusiness Insiderのメール取材にこう応じた。

「テスラは10年近くウェイモと同じ土俵に立とうと奮闘してきましたが、まだそこにたどり着けていません。テスラにあるのは(先進)運転支援システムだけ。完全自動運転技術を実装した車両を公道で走らせ、乗車料金を徴収したことはまだ一度もないのです

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テスラは2024年10月、ハンドルなしの2人乗りロボタクシー「サイバーキャブ(Cybercab)」および最大20人乗りの自動運転大型バン「ロボバン(Robovan)」の試作車を公開したが、米ウォール街の金融関係者には響かなかったのか、直後にテスラ株は大幅下落した。

クラフチック氏の見解も全く同じだった。お披露目イベントの直後、彼はBusiness Insiderにこう語っている。

「ある企業が安全性の担保された使いやすいロボットタクシーサービスを構築しようと徹底的に考え抜いたとすれば、今回テスラが披露したようなものは出てこないように思います」

テスラの株価再上昇に絶対必要な2つの条件。マスク氏の決断が不可欠、ウェドブッシュ最新分析 | Business Insider Japan

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