神戸市は16日、スーパーコンピューター「京」(同市)などを活用した創薬を推進する事業を2015年度から始めると発表した。
新薬候補となる物質の探索やシミュレーションをスパコンで進めるためのソフトを開発する人材育成に取り組みながら、25年ごろまでに製薬会社約20社にソフトを利用してもらえるようにしたいとしている。
市によると、一つの薬を開発、販売するには1千億円以上のコストと10年以上の期間がかかる。スパコンを導入することで、約200億円の削減と2~3年の期間短縮が可能という。
神戸市は4月に、研究者らによる専門チームを設置し、ソフト開発に着手する。
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