【ポモナ(米カリフォルニア州)時事】原発事故のような過酷な災害現場で活動するロボットのコンテスト決勝戦が6日、米カリフォルニア州ポモナで行われ、韓国科学技術院のチームが優勝した。賞金200万ドル(約2億5000万円)が贈られた。日本からも4チームが出場したが、及ばなかった。
コンテストは東京電力福島第1原発事故をきっかけに米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が企画。決勝には日米など6カ国・地域から23チームが参加し、災害現場を想定したコースで車両の運転やバルブの操作など8課題を競い合った。
韓国科学技術院チームは8課題すべてを44分台で終え、高い技術力を見せつけた。米国の2チームも8課題をクリアしたが、所要時間で韓国チームが勝った。日本勢で最も健闘した産業技術総合研究所(産総研)チームは、5課題をクリアしたが、10位にとどまった。(2015/06/07-15:47)
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